劇場公開日 2021年1月22日

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「【"Mr.David Copperfield"のジェットコースター人生を描いた作品。序盤は粗いが、キチンと観ていれば、後半に"幸"が訪れる作品でもある。】」どん底作家の人生に幸あれ! NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【"Mr.David Copperfield"のジェットコースター人生を描いた作品。序盤は粗いが、キチンと観ていれば、後半に"幸"が訪れる作品でもある。】

2021年2月1日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

幸せ

-序盤から、デビッドの物語は多数の登場人物の"人物像"を描きながら、凄いスピードで進む。だが、ここをキチンと観ておくと(結構、大変です。)後半、この物語の面白さは増す。-

<Caution 以下、少しネタバレあります。>

・デビッド(デヴ・パテル)の祝福される生誕から、母の再婚者とその姉からの虐待に始まり、裕福だが、変わり者の伯母(ティルダスイントン)の家に逃げ込むが、陰気なユライア(ベン・ウィショー)に、伯母が嵌められ・・・。
- 脳内フル回転で観賞する。-

・だが、デビッドは自分が経験した様々な事、様々な人々の姿を克明にメモっていた。・・

<人間の愚かさ、狡猾さ、温かさを幼い頃から、嫌と言う程経験したデビッドは、その経験を文学に昇華させたのである。見事也、七転び八起き人生。苦難を乗り越え、"幸"を掴もう!>

NOBU