「全体的に消化不良な作品」9人の翻訳家 囚われたベストセラー ジロウさんの映画レビュー(感想・評価)
全体的に消化不良な作品
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最初はミステリー系なのか、謎解き感覚で視聴したものの、途中から謎解きではないらしいことが発覚。とは言え、そこからのスピード感のある展開自体は退屈せず見れた。映画自体もコンパクトに作られているなとも感じる。
世界的ベストセラーらしいミステリー作品であるのだから多少内容についても踏み込むのかと思いきや、実際どんな作品だったのかもほとんど分からない。アレックスによる不用意な犠牲者を伴うただの復讐劇、といった印象。
登場人物も各々個性はあるのだが、どの人物に対してもこれと言った感情が一切湧かなかった。この点において消化不良を感じる人も多いのではないだろうか。
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