「2度の衝撃の展開。これぞ王道の本格ミステリー!!」9人の翻訳家 囚われたベストセラー 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
2度の衝撃の展開。これぞ王道の本格ミステリー!!
【賛否両論チェック】
賛:絶対不可能な小説流出&脅迫事件を通して、その珠玉のトリックが明らかになっていく中でのどんでん返しの連続が衝撃的で、思わず圧倒される。
否:ミステリーとして支障はないものの、やや話が上手く行きすぎな感もあるので、現実味はあまりない。
いやぁ・・・久しぶりに痺れました!!これぞまさにミステリーの王道といった感じで、開始65分後と100分後に、2度の衝撃の展開が待ち受けています。
絶対に流出不可能なはずの厳重警備の中で、突如発生した脅迫事件。翻訳家達が互いに疑心暗鬼になっていく中で、「誰が」「何故」「どうやって」事件を起こしたのか、その真実が少しずつ明らかになっていく様子に、文字通りハラハラドキドキさせられます。
観終わってから冷静に考えると、ちょっと話が上手く出来すぎな感もありますが(笑)、それを言うのは野暮というもの。純粋に観てそのトリックに酔いしれたい、珠玉のミステリーです。
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