劇場公開日 2020年1月24日

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「もう一度観たくなる!芸術的で上質なミステリー」9人の翻訳家 囚われたベストセラー まだまだぼのぼのさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0もう一度観たくなる!芸術的で上質なミステリー

2020年2月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

巧みな伏線と仕掛けが散りばめられた上質なミステリー。ベストセラー小説の翻訳にまつわる話なだけあって、とても文学的であり芸術的だと感じました。
9人の翻訳家と出版社のパワハラワンマン社長&振り回される秘書、そして謎に包まれた小説家。この12人しか容疑者はいないし、出来る事が限られた空間という条件下にあるため、「こいつか⁈違うか…」の繰り返し。ミステリーの楽しさを存分に味わえる2時間でした。
種明かしや各人との関わり方、伏線の貼り方も小説の文章から引用したりと一見では追いきれない複雑さも好きな要素。もう一回観たい!

まだまだぼのぼの