「サメ映画なのに良くできてる」海底47m 古代マヤの死の迷宮 Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
サメ映画なのに良くできてる
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オープニングのいじめられるシーンからキャラ設定を丁寧に説明していって「上映時間短いのに大丈夫?」と思うの。サメに襲われるところに時間割きたいよね。
なんとなく普通の映画のように話が進んでいって、ダイビングするあたりで「女優がみんなそんなに可愛くない」と思うの。逆にすごいよ。ここまで揃えるって。
そしてそこから「こいつが無茶すんだろな」ってキャラが無茶して、サメが出てきて、さあ大変!
驚かすようにサメが出てくるって解ってるから、驚かないようにしようと観てるのに驚かされる。弛緩させといてワッてくるのがすごいうまいの。
「どうなるんだろう?」って思って観てて「あー、これで状況良くなる」と思ったところでパクっと来るからね。
一回、水上に出て、後は綱を登るだけだってところは「意外に簡単だったな」と思ったら、やっぱりあいつがやらかして、あーあって展開。そこで「水中に戻るしかない」ってなったところで、全員に死亡フラグが立った。
「ひょっとして全員殺られるんじゃ?」とか「前作のオチは良かったけど、もう使えないぞ」「でも、まさか、同じオチ使うんじゃ」と思いながら観てて、ラストもまあ良かったかな。
映像も凝ってるんだよね。ときどき「きれいだな」って映像入れてくんの。
エンドロールで「サメに殺される人は年間10人に満たないが、1億匹のサメが人に殺されている」っていうメッセージが出るんだけど、サメへの愛を感じたな。
サメ映画にしては一般映画に近いし、観やすいんじゃないかな。
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