「最高にスリリングなアニマルパニックムービーだった」海底47m 古代マヤの死の迷宮 internetexplorer2000さんの映画レビュー(感想・評価)
最高にスリリングなアニマルパニックムービーだった
メキシコの女子高生4人組が父の研究しているユカタン半島の水没した地下洞窟内のマヤ遺跡をスキューバダイビングしに行ってサメが出て来て逃げ惑うという物語。脱出できる道を見失い、遺跡の崩落、サメに追い掛けられ必死に逃げる、酸素ボンベの残量がなくなる、土埃舞う先の全く見えない、父たちに再会するもサメに襲われ一人ずつ死んでいく、巨大な海流にのまれ出口を探し何とか脱出する。サメが何度も目の前を行き来する、巨大で力強い海の海流に岩場を素手で手繰りながら突き進む、などのシーンで自分がその場に居たらと想像した時、自然の巨大過ぎる力と人間の無力、死の臨場感を想像し、恐怖と絶望を感じた。脱出の希望が一つ一つと現れる中、やはりサメに襲われ、これがこの女たちの運命なのかバッドエンディングなのかと思わずにいられなかった。スキューバダイビングしたことがある人であれば巨大な自然、人間の力の小ささ、不測の状況と死の現実味を全身で想像実感できたと思う。自分は怖くてこの映画を偶然ピックアップしたことを何度か後悔したほどだ。
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