「最後でぶち壊し」毒戦 BELIEVER ジュリエッタさんの映画レビュー(感想・評価)
最後でぶち壊し
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ラクは一体何だったのだろう?
生い立ちはどうだったのか?そこが描かれていないのが
非常に疑問だった。
密入国でやってきて一人きりのラクが韓国で育ててくれた
両親に拾われたところまではわかったがイ会長との繋がりや
麻薬王になるまでの経緯が全然ないので、
ラクがなんだか尾崎豊ばりにぼくは誰なんだとか気取って言われても、
所詮は多くの人間を麻薬でダメにし、殺してきたのに
繊細ぶって悩める青年を演じても、ハア?という感想しか出てこない。
そもそも理事長をあぶり出すのに、あんな手の混んだやり方しないで
イ先生の名前で呼び出して殺せばいいだけではないだろうか?
イ先生の正体が意外な人物と言うだけで、
全くの説得力はなかった。しかしながらラストシーンに
至るまで主人公たちの奮戦は緊迫感もありなかなよかった。
正直最後ですべてぶち壊し感は否めない。
最後の銃声は主人公の勝でなければ、
あの刑事の間抜けっぷりはないと思うので
刑事の勝ち。負けてるようなら★2だね。
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