「めぐりゆく季節と想い。淡い桜の木の下で。」ヒキタさん! ご懐妊ですよ セロファンさんの映画レビュー(感想・評価)
めぐりゆく季節と想い。淡い桜の木の下で。
年の差夫婦の妊活奮闘記!
コミカルだったので気軽に鑑賞できましたが、現実の辛さは経験された方でないとわからないのだろうなと思いました。不妊治療にはお金も時間も体力にも負担がかかる。何回でも挑戦できるわけでは無い中でのプレッシャーや焦りや不安が伝わってきました。
涙ながらに闘う松重豊を後目にポンポンと子を授かる濱田岳…世の中ってなんて無情で不条理なんだろう。
ある年はそこで泣き崩れ、またある年は喜び合い…二人が覚悟を決めてからの日々の背景には桜の木があり、そこで様々な感情を噛みしめる中、淡いピンクはいつだって美しく、優しく二人を包み込んでいるようで印象的でした。
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