ザ・サイレンス 闇のハンターのレビュー・感想・評価
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『クワイエット・プレイス』を少々雑にパクった作品
ひと言で言えば、『クワイエット・プレイス』を少々雑にパクった作品。
『クワイエット』ではほんのちょっとの音をたてただけでも殺されてしまうから、文明の崩壊した世界でいかに音をたてないかに集中する生活が描かれ、それが新鮮だった。
ところが本作の場合は、囁き声くらいなら楽勝とばかりに平気で会話をしているし、食料や水の心配は不要で、電気もTVも都市機能だって生きている。つまり、設定が甘いのであるw
設定の甘さの代わりに、本作は音に引き寄せられてくる怪物や、彼らに殺されるシーンをせっせと描いて面白みを出している。
そして『クワイエット』のもう一つのパクリである『バード・ボックス』に出てきたような狂信者のカルトを登場させ、彼等との戦いをクライマックスに持ってくる。
音をたてないよう、信者は全員舌を切断されているという点がユニークなのと、彼らと戦う際も銃のような武器は使えないというのが面白い。
内容的に新味はゼロと言っていいが、父親役スタンリー・トゥッチ、娘役のキーナン・シプカが魅力的なので、ついつい終わりまで見てしまった。『クワイエット』には遠く及ばないが、いろいろな作品のパクリ・オンパレード『バード・ボックス』よりは結構マシ、というところだろうか。
「音を立てたら死ぬ」という設定はありきたりだが,主人公一家が手話の...
音、手話、カルト集団
伝えたいことは?
闇のハンターって…
クワイエットプレイスをみてください
序盤の崖から落ちた男の人や犬に対しての親密さが描けてないためいなくなっても感情が揺さぶられない。
おばあちゃんが喘息って…とってつけたような設定。
目は見えないのはテレビの報道であっさり伝えてさっさとあの家にいったほうがいいその分時間短縮して!
どうみても撮影しやすい場所っていう作り手の都合がみえて乗れない。
ロブ、両親死んだ悲しみよりカメラ映り気にしてるようで残念。
エマ・ワトソンを崩したような顔の主人公が所々変顔?をするのが気になる。
お父さん、なぜそんな状態の娘を連れていくの?
グロ描写で怖がらせるのもスマートじゃない。
すぐ倒せそうだし。
宗教がどうとかありきたり。
自己犠牲もありきたり。
終盤の殴り合いの音には反応なし?
終わり方なに?急!!
設定がちょっと雑
こっちまで音に過敏になる緊張感
やや終末もの
安心のネトフリ映画、あいかわらずのまあまあの面白さです。
「ドント・ブリーズ(未視聴)」、「クワイエット・プレイス(視聴済み)」に続く、声を出してはいけない系のホラーサスペンスです。
ちょっと前のネトフリ映画「バード・ボックス」は見てはいけないという設定で、「クワイエット・プレイス」と同じく襲撃者が未知の得体のしれない存在でした。
ゾンビものや、こういった得体のしれないモンスターやエイリアンに襲撃される終末ものは昔からありましたが、最近になって、必ずしも解決せず結局その世界で生きていくしかなかったり、最後まで襲撃者の得体が知れないまま終わったりする作品も増えてきて、それもまた終末ものを楽しむポイントになってきてると思います。
で、この「ザ・サイレンス 闇のハンター(まず邦題がダサいw)」ですが、襲撃者はそれほど得体のしれない存在ってわけでもなく、今まで人に発見されずに暗闇で独自進化し、狂暴化したコウモリ?のような存在です。
この、いそうでいない敵の設定がなかなか絶妙で、無防備で襲われたらまずやられてしまうんですが、たぶんちゃんと武装して倒そうと思えば倒せるぐらいの存在、かつゾンビのように咬まれればこっちまで…というほど厄介ではない敵です。その適度な恐怖心のせいか、人々はほとんど武装も防御もせず、主人公たちものこのこと普段着で逃げていきます。
ゾンビものだと、チキンなキャラクターがガッチリ防具で固めたりしますが、この作品ではそんなことしません。なんとかなりそうなので。でも結局…、というパターン。
この辺の設定がリアリティがあり、なかなかうまいなと思いました。
カメレオン俳優"スタンリー・トゥッチ"演じる父親は、スピルバーグ版「宇宙戦争」のトム・クルーズパパほど無情ではありませんが、情に流されずその時その時に冷静に判断し対処していく姿がこれまたリアリティがあり、父親としての愛情と強さを感じさせる演技を見せてくれます。
そしてエマ・ワトソン似の美女"キーナン・シプカ"演じる聴覚を失った少女も、他作品なら情に任せて泣きわめきそうな場面でも、父親の判断を信じ、前向きに生き延びようとする姿にリアリティを感じます。
ただ、「クワイエット・プレイス」の少女のように、ヒロインに聴覚障害があることにあまり意味はなかったかな~と思います。
(クワイエット・プレイスの少女役は本当の聴覚障碍者でしたね)
と、今までの終末ものに比べ、なかなかの現実的な設定とストーリー展開に好感が持てました。
クライマックスがあまり伏線もなく変な形で突然やってきて、それほど盛り上がらずに終わってしまいますが、今までの"どうしようもない人類未曽有の終末"ではなく、がんばれば人間の力で何とか対処できそうな"やや終末"という、今までの終末ものの隙を突いたようなこの絶妙な世界観をもっと観てみたい、と思わせるような作品でした。
さすがネトフリ映画、まったくつまらないわけでもなく、まあまあそこそこ面白い映画だったと思います。
映画館だったらまずスルーですけどねw
俳優の魅力はある
ん~~~
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