「新しい生命が芽吹くということ。」もみの家 はるたろうさんの映画レビュー(感想・評価)
新しい生命が芽吹くということ。
田舎に建つ一軒家に心に問題を抱えた若者が集まり農業をしながら共同生活を送る自立支援施設「もみの家」。
まるでドキュメンタリーを見ているようでした。
早寝早起きすること。
汗を流して働くこと。
3食食べること。
笑うこと。怒ること。
嫌いだったトマトを美味しく感じること。
誰かにふと悩みを打ち明けること。
そして死ぬということ。
生きるということ。
なりたい自分になるために少しづつ成長していく彩花の姿に後半はもう涙、涙でした。
主演の南沙良ちゃんがすごくナチュラルで良かったです!
そしていい距離感と優しさで子供達を見守るもみの家の主、緒形直人さんがさすがです!
美しい四季を感じる心があったかくなる良作。
約3ヶ月振りに映画館で映画を観ました。
評判が良かったのですごく観たくて地元での公開がどうなるか不安でしたが無事に鑑賞できました。
映画に関わる全ての方に感謝です。
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