鹿の王 ユナと約束の旅のレビュー・感想・評価
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脚本の大失態
誰が主人公かわからない映画。
というのも、登場人物の言動に説明やきっかけがなく、観ている側からは常に「??」な状態。なんでこんな発言してるの?なんでこの人泣いてるの??登場人物の心の変化も何もわからない。
多分、原作を読んでいる人だけが話についていけるのか。久しぶりに脚本おおコケ映画観れてなんだか嬉しかったです。
がんばってるとは思う
世界は人間と自然と精霊からできているんだという内容かな。気楽にまとめすぎかもだけど、確かに!と思わせられました。
でも、ちょっと説明過多です。ぜんぶ言葉にしちゃったら、観客の想像力が発揮できない。
登場人物とかそれなりに多いから「わからない」って言われたくなかったのかな。
キャスティングが!?
アニメだから、画面か物語か素晴らしくても、アフレコが違和感あたっらなんにも入らないわけ。
どれのキャラクターも「ん?」代入感ゼロのまま映画終わったし、何を伝えたかったのがと言っても内容浅いし、IG制作だから期待してたけど台本に慣れないキャスティング、ガッカリしました。
こまやかな所作の描写が印象的な一作。
文庫版で全四冊とかなり長編の原作であるため、一作の映画作品としてまとめきれるのかな…、とちょっと心配していたんだけど、結末までほぼ違和感なく一つの作品として観通すことができました(ただし物語独自の用語が頻出するため、キーワード程度は事前に知っておいた方が良さそうです)。様々な要素を上手く刈り込んだ、脚本の成果なのでしょうね。
予告編の映像を観た際は、キャラクターの表情はそれなりに魅力的なんだけど、なんか最近のアニメーション作品と比較すると地味、というかちょっと旧い世代の絵柄なのでは…、と感じていました。この感想は本作鑑賞後もそれほど変わらなかったんだけど、驚いたのはキャラクターの所作描写の繊細さです。その細やかさは、単にフレーム数を増やして滑らかさを表現する、といった類いのものではなく、例えば「ものを掴む」とか「器を手にのせる」とかの何気ない仕草に、あまり必要とは言えないような動きを加える、という形で現れています。キャラクターの動きを明確に伝えることが目的であればこれらはいわば「雑味」なんですが、そうした描写が加わることで、それぞれの挙動がたんなる記号的動作ではなく、まるで本当に生きている人物や動物が動いているように感じられるのです。
本作はスタジオジブリで作画監督を務めた安藤雅司監督をはじめとして、多くの実力あるアニメーターが製作に参加しているとのこと。『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』や『黒小平戦記』などとはまた少し方向性の異なった、アニメーションの可能性を目の当たりにしました。
小説と映画
上橋さんの小説は大概読んでいますが、鹿の王はその中でも飛び抜けて魅力的な作品だと思っています。今回映画化されて随分前から公開を楽しみにしていました。見終わって最初の感想は想像通りだなということです。これだけの大作を100分足らずの時間でどのように作り上げるのかと、ワクワクしながら鑑賞しました。映像は100点、ストーリーの組み立ては85点といったところでしょうか。とはいっても誰が監督したところで、あの膨大な人類学的知見や複雑な世界観を100%時間内に表現するのは無理だとおもいます。そういう意味ではとても良くできた作品だと思いました。少し時間が経ったらもう一度みたいです。
ちょっとこれは無理です
原作は読んでません。
ちょっと映画だけ観てもストーリーについていけないところ多数。
オカルトなの?科学なの?ってところがぐちゃぐちゃで気持ち悪い。
キャラも魅力感じられず、珍しく観て後悔しました。残念。
泣けたよ
全然見るつもりはなかったので、話もよく分からず観にいきました。
そんな私でも話はわかりました。ただ、少し考えて観ないといけないですが。
ユナとヴァンとの関係が泣ける。子供がいるから余計だと思いますが泣けました。
続きがありそうな終わり方で気になります。
映画単体では無理がある
原作未読で観賞。ついていくのに精一杯で、楽しむ余裕はありませんでした…。
壮大且つファンタジーな世界観で繰り広げられる物語は、宗教的思想と医学の対比、人間たちの争いや、神秘的な自然の意志などが描かれていましたが、一つ一つへの理解が不足したままどんどん話が進んでいくので、序盤から置いてけぼりに。
主要キャラクター4名中3名が全然喋らない(寡黙または幼児)こともあり心情はなかなか読み取れないし、ヴァンとユナが心を通わせるのも急足で感情移入はできず。クライマックスもかなり駆け足で、よく分からないまま終了…。
あくまで原作小説の挿絵的な立ち位置の作品に感じました。ジブリライクなアニメーションは美しかったです。
「本屋大賞」の原作をきっと読みたくなる。
見終わった感想は「狐につままれる」という感じか。何が起こったのか把握できない。二つの国が敵対関係にあり、そのカギとなる疫病(ミッツアル)を巡る物語だとは分かる。元々の大きな物語の一部を切り取って見せられているようで、何かもどかしい。なぜ山犬(狼?)がでてくるのか。ヴァンはなぜ鹿に乗っているのか。そもそもなぜ二つの国が争っているのか分からない。何やらスケールの大きい物語が背後にあるようで、それを知りたいという気にはさせてくれる。不可解な事が多すぎるので、原作の一部紹介ビデオというつもりで見れば、成功しているのかもしれない。原作は「本屋大賞」を取っているからきっと面白いに違いない。この映画を見て、原作で種明かしをしたいと思う人も少なくないだろう。
そこまで駄作!?
レビューが酷いの多いから逆に気になって見に行った
寡黙なおっさんと孤児の話と思って見るとそれなりに
映画なんだけど、風景画見てるような時間と言葉が少ないから考えながら見てねって感じの場面は嫌いじゃないのでそれなりに充実して見れました
自分的には、原作読んでないので、原作が読みたくなる映画でしたよ
専門用語が多すぎて難しい
赤?青?黄?黒?
鹿の王?犬の王?皇帝?
とにかく専門用語が多すぎて着いていけない。
あと「そーれからー♪」的な回想シーンが多い。よく意味がわからないので、無駄シーンに思える。
最後まで見て、、あーそういう事かと思ったけど、ハッキリ理解しているか謎。
多分字幕付きで観られればもっと理解できそう。
色分けしたりして分かりやすくされていると思うけど、本当はもっと壮大なストーリーっぽい。
ワンクールのアニメならあるいは、、
あと、堤真一も杏も好きだけど、竹内涼真は俳優にしては声優上手いけど、、、せめてメインキャラは声優を使おう。
声がとにかく良い
堤真一と竹内涼真が出ていること、どの役かは
事前調査済みだったが、
「本当にこれはあの二人か…?」と思うほど
いつもの声と分けられていて、上手すぎて驚いた…。
杏も良かった。
しかし他の方も仰っているとおり、
国名や人や物の単語がクセがあるカタカナの羅列で覚えづらく
「?」が何回かあった。
あとすごく凝縮されている気がした。
原作を読んでもっと知っていたら面白かったのだろうか…。
映像は綺麗だけど
イマイチ主要キャラに魅力が無いんですよね。
ヴァンが何故ユナにあれだけ固執するのかイマイチ伝わってこないし、
家族を失った代わりにしても、ユナじゃなければいけない理由は分からなかった。
ホッサルとサエも俳優が声優を演るのは、どうもなぁ。
役者の顔が見えてきて、画面から引き離されるんですよね、、下手ではないんですが。
なんか解離してる。
オーファンやアカファ王、トゥーリム等、脇役の方がキャラが立ってて自然で良かったな。
声優が超絶に素晴らしい‼️‼️❓
いや響いてくる心に、いや魂が揺さぶられるほどに。
それが大袈裟で無いほどに、堤真一と竹内涼真が凄い。
声とゆうか、セリフとゆうか、ただ演じているのでは無く、心がこもっている、人間性が滲み出ている。
それが役に投影されて、なお素晴らしい。
でも、ストーリーがとんと響いてこない。
なんで、国同士の争い、ウイルスを操作する犬使い🐕の一族だとか、どうにも感情移入しがたい、本屋大賞の原作と信じがたい。
ともかく、堤真一と竹内涼真の声を聴くだけでも価値がある、是非。
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