鹿の王 ユナと約束の旅のレビュー・感想・評価
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ストーリーは悪くないと思うのですが、
コロナの影響で二度も公開が延期されたためか、私の中では終わった感になっていました。
だからかもしれませんが、今一つ盛り上がりに欠けてしまいました。
ストーリーは悪くないと思うし、声優さんのハズレも無いのに、何故なんでしょう。
気にしていないのですが、ジブリの二番煎じのような所が、頭の隅にあるのかもしれません。
何年か後に、もう一度見直してみたいですね。
脚本の大失態
がんばってるとは思う
キャスティングが!?
こまやかな所作の描写が印象的な一作。
文庫版で全四冊とかなり長編の原作であるため、一作の映画作品としてまとめきれるのかな…、とちょっと心配していたんだけど、結末までほぼ違和感なく一つの作品として観通すことができました(ただし物語独自の用語が頻出するため、キーワード程度は事前に知っておいた方が良さそうです)。様々な要素を上手く刈り込んだ、脚本の成果なのでしょうね。
予告編の映像を観た際は、キャラクターの表情はそれなりに魅力的なんだけど、なんか最近のアニメーション作品と比較すると地味、というかちょっと旧い世代の絵柄なのでは…、と感じていました。この感想は本作鑑賞後もそれほど変わらなかったんだけど、驚いたのはキャラクターの所作描写の繊細さです。その細やかさは、単にフレーム数を増やして滑らかさを表現する、といった類いのものではなく、例えば「ものを掴む」とか「器を手にのせる」とかの何気ない仕草に、あまり必要とは言えないような動きを加える、という形で現れています。キャラクターの動きを明確に伝えることが目的であればこれらはいわば「雑味」なんですが、そうした描写が加わることで、それぞれの挙動がたんなる記号的動作ではなく、まるで本当に生きている人物や動物が動いているように感じられるのです。
本作はスタジオジブリで作画監督を務めた安藤雅司監督をはじめとして、多くの実力あるアニメーターが製作に参加しているとのこと。『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』や『黒小平戦記』などとはまた少し方向性の異なった、アニメーションの可能性を目の当たりにしました。
小説と映画
泣けたよ
映画単体では無理がある
原作未読で観賞。ついていくのに精一杯で、楽しむ余裕はありませんでした…。
壮大且つファンタジーな世界観で繰り広げられる物語は、宗教的思想と医学の対比、人間たちの争いや、神秘的な自然の意志などが描かれていましたが、一つ一つへの理解が不足したままどんどん話が進んでいくので、序盤から置いてけぼりに。
主要キャラクター4名中3名が全然喋らない(寡黙または幼児)こともあり心情はなかなか読み取れないし、ヴァンとユナが心を通わせるのも急足で感情移入はできず。クライマックスもかなり駆け足で、よく分からないまま終了…。
あくまで原作小説の挿絵的な立ち位置の作品に感じました。ジブリライクなアニメーションは美しかったです。
「本屋大賞」の原作をきっと読みたくなる。
見終わった感想は「狐につままれる」という感じか。何が起こったのか把握できない。二つの国が敵対関係にあり、そのカギとなる疫病(ミッツアル)を巡る物語だとは分かる。元々の大きな物語の一部を切り取って見せられているようで、何かもどかしい。なぜ山犬(狼?)がでてくるのか。ヴァンはなぜ鹿に乗っているのか。そもそもなぜ二つの国が争っているのか分からない。何やらスケールの大きい物語が背後にあるようで、それを知りたいという気にはさせてくれる。不可解な事が多すぎるので、原作の一部紹介ビデオというつもりで見れば、成功しているのかもしれない。原作は「本屋大賞」を取っているからきっと面白いに違いない。この映画を見て、原作で種明かしをしたいと思う人も少なくないだろう。
そこまで駄作!?
専門用語が多すぎて難しい
声がとにかく良い
映像は綺麗だけど
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