「ファンタジー要素の扱いが雑すぎる」鹿の王 ユナと約束の旅 トダー・オートマタさんの映画レビュー(感想・評価)
ファンタジー要素の扱いが雑すぎる
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小説が原作のアニメ映画らしいのですが
小説は未読なのだが
だいぶ省略した印象がある
奴隷になっていたヴァンの岩塩鉱が山犬の大群に襲われ
ヴァンとヨナ以外は疫病のミッツァルにより死んでしまう
ツオルの医師ホッサルは
ミッツァルにならなかったヴァンの血液から抗体を
つくるためにヴァンを探し出し
アカファ王たちは、ミッツァルを利用しようしてアカファ再興を目論んでいたので
ツオルに恨みをもつサエにヴァンを殺害を命じる
様々な思惑が交錯しているが
主人公であるヴァン達は特に目的があるわけではないので
旅にでて出会った人たちと暮らし始めるが
陰謀に巻き込まれる感じ
全体的に国家同士の思惑とミッツァルという病の話に
犬の王とかファンタジー要素も入っているが
そのファンタジー要素が唐突に出てきた感じがして
原作読んでいないと状況が呑み込めない
そのせいで、ユナが犬の王になったり
したとき唐突感が大きい
ユナが歯が抜けてたり完全にカワイイというデザインではないのは
ラスボス感が必要だったからかなと思った
最後のほうにホッサルが
ミッツァルの治療方法は発見できるのは
正直ご都合主義っぽかった
ただ、現在はコロナ禍のためか
医師であるホッサルのセリフは心にくるものがあった
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ぢょにぃ7566さんのコメント
2022年2月6日
ふつうの免疫学の知識があれば、鹿の乳と野草なんて初めに試すべき事です。
ホッサルが何をしたか。
対症療法だけです。
最初に調べて試すべき事をしない医者って···。
原作者に免疫学の知識が無かったのでしょうね。
感染ネタなら最初に埋めて否定されるべきピースをマスターピースにしちゃったのが情けなく思えました。