魔女見習いをさがしてのレビュー・感想・評価
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帰り道も、しばらく涙が止まらなかった。
おジャ魔女リアルタイム世代です。
当時は魔法に憧れ、大人になってからはどれみちゃんから勇気をもらっている、大好きな作品です。
アニメシリーズは、大人になって観るとその深さに気づかされます。友達とのケンカや失恋といった些細な出来事から、親の離婚、不登校など、子どもにはどうすることもできない理不尽なことまで扱う。
当時見ていた私たちにも、日常では大なり小なり事件が起きていたと思います。大人になった今なら、そんな小さなことで悩んでいたなと笑い話にできることでも、子どもの頃は、目の前が世界のすべてだと思い込んでいました。どれみちゃんたちもきっとそうだった。
でも、どうしようもなくなって途方に暮れたとき、両親や担任の先生、保健室の先生など、大人が手を差し伸べてくれていました。
この映画では、主人公たちは大人です。
行こうと思えば奈良にでも広島にでも行けるし、他にやりたいことが見つかったら仕事を変えられる。
でも、自由があるからこそ悩んだり、苦しかったりして、自由なんてないような気がしてしまいます。
そんな彼女たちに自分を重ね合わせて、小さな感情の揺らぎにも共感して涙が出ました。
物語の最後に彼女たちがたどり着いた、「魔法はもともと持っていた」という言葉。
あれは、子どもの頃から私たちを見守ってくれた制作スタッフさんの愛情だと思いました。
アニメシリーズで描かれていた、子どもにはどうすることもできない理不尽も、大人がいるから頼ってというメッセージだったんじゃないか。今作のこの言葉も、大人になった私たちの葛藤を今も見守っているというメッセージだったんじゃないか。
ずっと、あの頃から見守ってくれていたんだ。そう思ったら、しばらく涙が止まりませんでした。
母校に寄って、あの頃の先生が私のことを覚えてくれていたような、そんな感覚。温かくて深い愛情を感じた作品です。
開始5分で泣くとは
ミレさんと同世代の男です。開始5分で泣きました。
私たち平成ゼロ年代生まれにとって『おジャ魔女どれみ』は特別な存在です。平成2年生まれのどれみたちはいつでも私たちより少しだけ歳上のお姉さんであり続け、大切なことをたくさんどれみたちから学んで成長してきました。
この作品の三人の主人公たちもまさにそうで、仕事恋愛将来、20代の大きな悩みの壁にぶち当たった彼女たちは『おジャ魔女どれみ』という作品を通して、仲間を得て、そして成長していくのです。
子供の頃と違い、大人になった我々には「魔法」の存在なんて信じることはできません。ピーリカピリララと唱えてもそれ自体で何かが変わることはありません。
この作品でも数度、主人公たちがどれみたちの呪文を口にするシーンがあります。それで奇跡のようなことが起きることはありません。
しかし、それでも呪文を唱えることで主人公たちは確かに変わっていきます。それは作中でも示されているように「私たちの心に魔法はある」のです。
「なりたい私に向かって」進んでいく力のことを「魔法」というのです。主人公たちのように主体的に、時には仲間とその「魔法」を合わせて成長していく。それも私たちがどれみたちから教わったことです。
この映画は20年の時を経て、かつて子供だった私たちがどれみたちに教えてもらったことを、大人になった私たちに再度思い出させる、そんか映画でした。
全ての20代に見てほしい、そんな映画です。
10点満点中、9点です。
私は何を観ているんだ…
と、ソラと一人旅男の恋愛パート?を観てる時に思った。どうでもええ…あと女友達が応援するよ!て展開がかなり無理だった。坂でズッコケるとこ普通に危ないやん。
根暗で人見知りなので見ず知らずの男がいきなり仲良しグループの旅に入ってきたら絶対嫌だな〜みんな陽キャなんやな〜て感情移入ミリもできんかった。
中途半端に現実世界を舞台にしてるわりに無断で病室入ったり即東京行き決めたりグダグダ実習の子のこと悩んでたり3ヶ月で怒涛のカフェ開いたりがリアルじゃなさすぎていやいや…てなった。ミレさんの英語の部分は吹替にした方が良かったんじゃないのかな。
あとやっぱ社会人なのでミレさんの考え方に一番共感できるんだけどレイカの八つ当たりがマジで何でミレさんのせいなんだよ…だしソラもミレさんが悪いだったからいやそんなミレさん悪い!?レイカのタイミングが配慮無さすぎて最悪だっただけじゃない!?とテンションがめちゃくちゃ下がってしまった…
ミレさん会社辞める時に無断で後輩ついてきたのも引くわ…怖…て思った…
あとソラは優しいのはいいけど子どもを気にしすぎるし引きずりすぎるので福祉の仕事着いたら大変だろうなと思った。
おジャ魔女リアタイ世代なのでぼちぼち観れたけどファンタジーじゃだめなとこがファンタジーすぎて私には合いませんでした。普通のテンションで魔法の呪文唱えるのなかなかキツいな…
おジャ魔女を知らなくたって!
おジャ魔女のファン女子3人が、出逢い親友になっていく作品。感情移入しやすくソラ・ミレ・レイカが、どれみゆかりの地を巡る旅で自分たちの将来を見つめ直すかなり、ほっこりする作品!久しぶりにホットしました。
オタクが聖地巡礼して成長する話
映画全編を通して、おジャ魔女のタッチなんだけど話の進行とかは全て現実的。
お父さんに会いたいって願いも、会えはしたけど和解はせず。
恋も勇気が出ただけで実らない
ただ、おジャ魔女を通して改めてみんなが成長していく。
最後の魔法の件は個人的には良かった。
仮面ライダーの平ジェネもそうだったけど、信じればそこに子供の頃憧れてた物はあるんだなって思うといいよね。
74/100
誰でも楽しめる作品です,世代も性別も関係ないです
映画の冒頭アニメ第1期opテーマおジャ魔女カーニバルが流れるはおジャ魔女どれみらしい演出や音楽が
アニメを知ってる私としては懐かしいと思いました
女子高生が走り出す時に足が渦巻きになるのが
おジャ魔女どれみらしい演出だと思いました,
初回の回を見ましたけど、男性の方は結構いました,
この映画に興味がある方は,たとえどれみ世代でなくても,性別を気にする必要はありません!
おジャ魔女ガチファンなら充分楽しめる!
(かなりネタバレしてます。)
今回の映画賛否両論あるみたいですが、おジャ魔女どれみを今までしっかり見てきた人なら、随所にアニメ要素があるのでとても楽しめると思います。
まずopのおジャ魔女カーニバルに泣かされました。
場面ごとに使われるBGM、挿入歌も懐かしすぎてほっこり。
maho堂のメンバー達の声を当てた声優たちがモブキャラの声優として出てくるのも面白かった。
途中でアニメ本編の映像があったり、主人公たちが聖地巡礼してたり、もう懐かしさが溢れすぎてました。それだけでもうおなかいっぱい。
個人的に、アニメの修学旅行編の京都の三年坂での下りがとっても好きだったので、出てきた時はテンション爆上がりでした笑
物語の粗とか、キャスティングがどうとか、ファンにとってはもはやどうでもいいんです。映画館でどれみちゃんたちを観ることが出来て、懐かしさに浸ることができたので大満足です。
ただもうちょっとどれみちゃんたちの出番が欲しかったと思ったので-0.5しました。
25thの映画に期待します...あればいいな...
技術的側面から見て
まずはじめに、大変申し訳ありませんが、本作は名前とキャラ絵以上のことは、一切存じ上げませんでした。
その上での評価となりますので、過去の作品との比較や、相乗効果といった観点でのレビューはできません。
そのため、純粋に映画の技術的側面のみを評価しますので、不快に感じる方もおられると思います。
その場合は、速やかに戻るボタンをお願いします。
**********レビューここから**********
作画:過去作品を閲覧していないため、一部を除き未評価。評価する一部として、所々で声優さんの表現力に作画が負けている部分があった。
作曲:可もなく不可もなく。ただし、全体的に臨場感にやや欠ける選曲。
効果音:悲惨。音源がどうのと言う話ではなく、特にパンの動かし方が中央か左右どちらかに100%と言う状態であり、絵と音の位置が一致していない。
声優:過去作品を閲覧していないため、一部を除き未評価。その一部として、作中に英語を喋るシーンがあるものの、あれは英語ではなくJapanglishだったことが大幅なマイナス評価。せっかく字幕を用意しているのであれば、ネイティブでも良かったような気がする。
シナリオ:子供向けらしさのある作画の雰囲気と違い、内容としては個々人の胸中を描く、大人向けのシナリオ。日常生活のあるあるも描かれていたり、かと思えばアニメらしさが垣間見えたりもした。強引に過去作品と結び付ける部分はマイナス評価だが、全体を見れば許容できる範囲。
総合評価:過去作品との繋がりが不明であるため、本作品単体での評価となるが、トータルすれば正しく可もなく不可もなく。
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