「タロン・エガートン 最高です!」ロケットマン marimariパパさんの映画レビュー(感想・評価)
タロン・エガートン 最高です!
ボヘミアン・ラプソディーと比較されがちですが、その比較しての観方はちょっと違うような気がします、どこがってうまく言えませんが。
エルトン・ジョンの紆余曲折だらけの半生を改めて目の当たりにするとともに、家族の愛に恵まれなかった彼の生い立ち、最も信頼している生涯の相棒 作詞家バーニーとの出会いや数々の名曲たちがどのようにして誕生したか等々をミュージカル的展開の中で知ることができとても納得し、感動しました。特に名曲『Your Song(僕の歌は君の歌)』の詞を受取り作り上げるシーンは愛のない(?)母親にも目をむかせ、バーニーの表情がみるみる変わる様を見て涙が出てきました。それにしても主役のタロン・エガートンの歌唱力には脱毛、失礼脱帽です!(うまい?!自画自賛)『SING』の中でもエルトンの曲を彼が熱唱していたそうですね。(すみません、吹替のスキマスイッチ大橋さんで聴いていたので)
『Goodbye Yellow Brick Road』などそれぞれの曲が映画のシーンと相まってこの映画のために作ったかのように思えてきます。また少年時代の自分(ドワイト少年)をハグするシーンも涙ものです!エルトン世代もそうでない若い方々も是非映画館で名曲を素晴らしい音響でご堪能下さい。