僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジングのレビュー・感想・評価
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デクがワン・フォー・オールを取り戻せたのが奇跡のおかげってのはそん...
デクがワン・フォー・オールを取り戻せたのが奇跡のおかげってのはそんなんアリかよ!とツッコミたくなったけど、そんなことはスルーできるくらいアツイ展開だったから良しとする。
防衛戦が始まってナインと対面したデクと爆轟のシーンと、ナイン最終形態の時の爆轟とデクのシーンが対称になっててるところはなかなかニクい演出だなと。最初のシーンはデクが前で後ろに爆轟の構図で、最終形態の時は爆轟が前でデクが後ろの構図になってて、お互いがお互いを引っ張ってる感じがするというか、「助けて勝つ。勝って助ける」を象徴している気がしてテンション上がった。
あとはラストの「君はヒーローになれる」は泣いちゃったよね。
渾身の作品
原作の大ファンですが、まさかこれほどの完成度のものを見られるとは思いませんでした。ストーリーもアクションシーンの作画も個々のキャラの成長の描写も、すべてが期待以上でした。まさしくPLUS ULTRA
前回の映画は多少ギャグ的な部分もあり、全体を通して感動するというよりは活躍するキャラを見て楽しむという感じでした。今回もそうなのかな、1年に1作ずつ軽く楽しめる作品を出していくのかな、と思っていました。甘かったです。渾身の作品でした。ハンカチを持ってこなかったことを心から後悔しました。
冒頭のプロヒーローvs敵連合のシーンで「あ、自分なめてたな」と悟りました。ド迫力です。1-Aそれぞれが個性を活かして共闘するシーンも最高です。思わず拳を握ってみてしまいました。よくこれだけのものを1年で作ったな……と絶句しました。途中で「これゴジラじゃないよね?」と自問自答しました。
オリジナルキャラであるナインの設定も深みがあって魅力的でした。動機は単純ですが(力至上主義の世界をつくる)、仲間から信頼されている描写や無駄な殺人を犯さない点からただの愚者ではないことが伝わってきます。最後の消え方も、彼の野望が死柄木によって消し去られるという象徴的な描写でぞくぞくしました。
今作アニメ初登場のホークスはcv. 中村悠一最高でしたね!!
1-Aそれぞれの成長の描写に涙が出ました。入学当初はびびりな部分を見せていた峰田や青山含め、全員がヒーローとして島民を守るために戦います。1人がピンチになるたびに誰かが助けに来て、自分の身を顧みず戦う姿に胸が熱くなりました。轟のシーンでは泣きました。ヒロアカの魅力の一つは個々のキャラの成長がこまやかに描かれている点だと思いますが、今作でもそれは遺憾なく発揮されています。
しかし何といっても幼馴染の共闘シーンですね……「最終回で描きたかった」という堀越先生のお言葉が全てだと思います。レビューから離れてしまうので詳しくは書きませんが、最高でした。
ラストシーン、活真に出久がかけた言葉に涙腺が崩壊しました。
まだ興奮が冷めていないのでとりとめのない感想になりましたが、とにかく絶対に見て損はしません。よくある「映画の中だけ別次元」的な作品ではなく、ちゃんとヒロアカという物語全体の一部になっている作品です。その分アニメ勢の方は、3期の仮免試験終了後までは見ておかないと少し混乱すると思います。
ヒロアカを好きな方ほど楽しめる映画です。あと5回は見に行こうと思っています。
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