「ラストで台無しになってしまった…」僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング プリズナーN0.6さんの映画レビュー(感想・評価)
ラストで台無しになってしまった…
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途中までは、冒頭のカーチェイス、ナインが欲する親子の個性とその理由、しかもオールフォーワンとの絡めかたも含めて、とてもよく出来た脚本だと思いました。
そして、あの姉弟の設定も素晴らしい。
本来は姉も弟も心優しいのだが、姉は危険なヒーローに憧れる弟をヒーローにさせたくなくて「ヒーローなんてロクでもない」と思わせたくて、デクや爆豪に悪戯を仕掛ける。それをデクは彼らを信じてあげる事でその仲を親密にしていく。
そして1年A組が離島で行う校外実習は、派手なヴィランとの抗争ではなく、水難事故の救助や落とし物の捜索、島の人たちの日常生活の手助けなど地味ではあるが、彼等にとっては最も必要とされることである。
そしてそれは特別な能力がないような、例えば我々でもできるような仕事それこそが実はヒーローの根本であることを気づかされてくれるような大切なシーンだったと思う。
そしてその島に襲い来る強敵ヴィラン4人。1人1人では歯が立たないが、力を合わせてチームで戦う事で撃退する1-Aメンバー!そして最後に残ったナインに対峙するデクと爆豪!
ここまでは最高でしたわ。ここまでは…ね。
土壇場でワンフォーオールを爆豪に譲渡するって、何だよそれ。しかも、あのワンフォーオールを使ったフュージョンもどきのスーパーサイヤ人みたいなのが出てきたときは目を疑った。
これは禁じ手であり、最終回にのみ許されるレベルの反則技。軽々しく劇場版ごときで使っていい手じゃないんだ!ってオレはルフィかよww
途中までは6点だったのに最後にガッカリしたので2点減点。トータル星4個だな。
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