劇場公開日 2019年12月20日

  • 予告編を見る

「漫画で読みたかった」僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング 奏枝さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5漫画で読みたかった

2019年12月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

まず先に私がヒロアカ好きな理由を…。

「現実的にヒーローになる方法」って、すごく斬新な設定だと思ったんですよ。中3の時にこの漫画の連載が始まって、現実的にヒーローとしての職業がある、って今まであったように感じるけど初めてな気がした。「綺麗事だけじゃない」が前提の漫画。なにこれ……おもしろい……。でも5巻くらいまでは全然周りに知ってる人がいなかったし「どうせすぐ終わるだろ」って言った奴がいたのを私は忘れない。
そもそもおかしいのだ、人を助けるために免許がいることが。でも、それがヒロアカの魅力で、その秩序があってこそ物語が成立している。夢物語だけじゃない、ちゃんと負の部分に目を向けているところがヒロアカらしさってものだと思ってます。(超偉そうですね、ごめんなさい)

そう、だから終盤の展開、「これをヒロアカでやっちゃうのか」と少し腑に落ちないとこもあった、

ずっと応援してきた漫画が映画になった!嬉しい!!
それだけで本当は星5を出したい気持ちです。

「なんでそんなことしちゃったの……?」と思った。でも特典の先生のインタビュー読んで「う、まぁ……先生がそう言うなら……」とも思った。原作のラストを楽しみにしています。

原作でデクが轟に「オールマイトのようになりたい。その為には1番になるくらい強くならなきゃいけない。君に比べたら些細な動機かもしれない。」と言うところがとても好きです。
説得力のある漫画や映画が好きです。
どうしてこの行動を取るのか、取れるのか。
画面の先で動いてる彼らにどんな感情があるのか。

うーん、あと2、3回は観ようかな。

奏枝