「大切な人のために闘う」いなくなれ、群青 sohamo131さんの映画レビュー(感想・評価)
大切な人のために闘う
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原作未読で観ました。
ネタバレになってしまうのですが、
主人公が、極端に感情表現少ないと思って見ていたら、なんと捨てられた人格、つまり人格のひとつのピースだったとわかり、なるほどと思いました。
そのただのピースが、大切な人の人格の、憧れていた一番大事なピースが捨てられたと知り、それを元に戻すべく、魔女に静かに闘いを挑んだ物語なのだと私は思いました。
戦隊出身で動のイメージの横浜流星をこの役に選んだのは、後半の闘いを表現するのに、彼の持つ抑制された強さが必要だったのだと思いました。
大切な人を損ねないために、一片のピースに過ぎなかった主人公の中に、強い意志が宿る瞬間…ピストルスターを描く主人公の静かで精一杯の怒りの表現が切なく、素敵でした。
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