「「面白かった」と一口で言えなくて、すべての人に共通する物語だと思う」いなくなれ、群青 Ittetsuさんの映画レビュー(感想・評価)
「面白かった」と一口で言えなくて、すべての人に共通する物語だと思う
映画を観終わって。
登場人物たちが目の前の自分から目を背けたり、向き合ったりする。
その描写は他でもなく、いつかの自分、もしくは鑑賞者にも向けられる。
「今、自分はどうだろうか」と、ふつふつと考えてしまう時間でした。
はっきりとした答えとか映画を観てスッキリしたい人には向いてないかも。
モヤモヤ、自分と向き合える作品だと思う。
登場人物たちが失くしたものは何か、で、自分が失ったもの、またもう一度拾いたいものは何か?
呑みながら感想を話してもいいかも。
いや、学生にこそ観て欲しいけど、ただ全然学園ものラブきゅん映画ではないです。
あとは映像美の素晴らしさは必見。
みなさま、ぜひ劇場で!
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