「エレクトロ漬け」CLIMAX クライマックス Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
エレクトロ漬け
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人里離れた雪の中の建物で3日に亘るダンス公演のリハーサルが終わり、そのまま始まった打ち上げパーティーでの出来事で、1996年の実話に基づく話とのこと。
白い世界に黒い服で赤い肌の一人の女というオープニングから、オーディションと思しきインタビュー20分という序盤。この作品大丈夫か?と不安になってくる。
やっと始まったと思ったら、いきなり圧巻のダンスリハ約10分!…からのパーティーを開始して、またまたタラタラ約20分wおいおい本当に大丈夫か?と思いつつも登場人物の性格とか人間関係とかは勿論、会話の内容がキーかも知れないからとしっかり鑑賞。
約50分の前フリが終わり、カメラが動き始めたら急激にカオス状態になって行く。
ここまでのダンス以外の単調な感じやBGMと色調等のまったり感から一気に盛り上がって行く感じは素晴らしかったしホント興奮した。
しかしながら、又々20分くらいで少しなだらかになり飽きてきてしまい、そこからは惰性みたいな感じで、さあ、何が!!?
…特にないというかそれだけかというか意外性もなく終了。
パーティーの会話も中味はどうでも良くて、どんなキャラかとちょっとだけ相関をみせる為だけのものね。
ダンスと前フリ明けの高揚感は凄かったけど、結果としてちょっと行き過ぎたパリピのバカ騒ぎをみせられた感じ。その割には何故かみられたけど。
ドラマ云々より感覚を味わう作品なのかな。
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