「ゴンドラの唄」命みじかし、恋せよ乙女 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
ゴンドラの唄
いつも酒に溺れて家族と別れ仕事もしていないドイツ人の主人公のもとを、父親と知り合いで主人公家族と因縁がある日本人女性ユウが訪れ巻き起こる話。
陥没パンダのラッパ飲みとかセーラー服に浴衣にジャージというなかなかぶっ飛んだビジュアルだったり奇妙な言動のユウと、チョイチョイ何かがみえちゃう万年酔いどれカール。
彼女と出会ったことでカールは久しぶりに兄姉と会う機会が出来たり、過去を振り返って行くストーリー。
オープニングの映像から怪談であろうことはみてとれて、じゃあ何がオカルトで何が事実かというところだけど…まあそうだよね。
後は背景なんだけど、カールにしてもユウにしても殆どそれが描かれていないし、二人の関係性も親父との関係性も良くわからないというね。
しかも途中、話が前後しちゃってる様なところもあったり、浴衣や下着の様子からして別の問題も入れてきたり。中途半端なその設定いりますか?というね。
残念ながら雰囲気だけで響くものはなかった。
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