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北京の日曜日のレビュー・感想・評価

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3.0もう少しゆっくり喋って欲しい

2019年8月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

クリス・マルケル
1921年7月29日、フランス・パリ郊外ヌイイ=シュル=セーヌに生まれる。本名はクリスチャン=フランソワ・ブッシュ=ヴィルヌーヴ(Christian-François Bouche-Villeneuve)。
ジャン=ポール・サルトルのもとで、ギー・ドゥボールとともに哲学を学ぶ。第二次世界大戦中、ナチスに抵抗したフランスの地下組織マキ (抵抗運動) に参加。この頃からあらゆることをメモしていたことから「マーカー」(Marker)というニックネームが付いたといわれる。その後ユネスコの職員として世界中を飛び回る機会を得る。多くの社会主義国を訪れ、映画作品、雑誌の記事として記録する。
以上 wikipediaより

「北京の日曜日 」は1956年の短編。哲学的な語り。と言うより詩の朗読に、彼自身の手で撮影された「北京の日常風景」が流れます。人民パレードと毛沢東の映像まで出て来るのには驚き。また、彼自身が中国共産党から「歓待」された節もあり。小学校で子供たちが学び、遊ぶ姿も記録されていますが、「全てがプロパガンダの為に準備されたものであること」を皮肉ったりするところはフランス人らしい感性。

毛沢東時代に、カメラを持って撮影して回るなんて、それこそ凄いと思う。まさに記録映画。中国の方、大切にして下さい、って思いました。

ワイズマンと対極にあるクリス・マイケル。ちょっと早口で語り過ぎかなぁ。フランス語でしょ。さっぱり判らん!
字幕から目が離せないのが難点です。

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