劇場公開日 2019年5月31日

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「【人見知りで引っ込み思案、けれど自尊心だけは高い音楽と詩の好きな青年が高く飛翔する直前までを丁寧に(淡々と)描いた作品】」イングランド・イズ・マイン モリッシー,はじまりの物語 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【人見知りで引っ込み思案、けれど自尊心だけは高い音楽と詩の好きな青年が高く飛翔する直前までを丁寧に(淡々と)描いた作品】

2019年5月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

幸せ

-ー ザ・スミスは学生時代、最もよく聴いていたバンドの一つである。が、ジャック・ロウデンがモリッシーを演じると知ってニュートラルな姿勢で観ようと劇場へ。(だって、モリッシーとの共通項ほぼなしではないか。特に風貌。)ー

<感想>

1.とにかくジャック・ロウデンのあの美顔がほぼ8割方ドアップで観れる。

2.魅力的な女優陣
  1)ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ 「マイ・ビューティフルガーデン」以来。最初、気付かず。

  2)ジョディ・カマー(初見であるが、魅力的)

3.ザ・スミスファン としては、

  1)前半ワンカットだけ聴けるジャック・ロウデンの歌い方がモリッシーぽくてちょっと嬉しい(私だけ?)

  2)後半のジャック・ロウデンの髪型がデビュー当時のモリッシーに似てきたこと

  3)ジョニー・マーを演じた役者さんが雰囲気似ていた ということで、(3.は割愛して)鑑賞するかどうかご判断下さい。

 <それにしても、この映画が初監督だという、元ミュジーシャンのマーク・ギル監督。最後までザ・スミスの音楽を見事なまでに使わなかったな、この野郎!
 (ひねくれ屋のモリッシーの事だから”私の曲は使わせないよ!”とか言って、使わせなかったのかな)
 ということで、今作の観賞はザ・スミスの知識が皆無でも全く問題ありません。あと、この監督、派手ではないが音楽のセンスは良いと思いました。>

NOBU
regencyさんのコメント
2019年6月1日

はじめまして。
私のレビューの方にコメント頂きまして有難うございます。
私はザ・スミス/モリッシーの大ファンというほどでもないのですが、一人の悩める若者の話として興味深く観れました。
モリッシーとマーの出会いの描写とかエンドクレジットの選曲とかも、ファンのツボを抑えているかな、という印象を受けましたね。

regency
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