イングランド・イズ・マイン モリッシー,はじまりの物語のレビュー・感想・評価
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The Smiths以前
本人の無許可で作られた制約のある伝記映画。モリッシーの曲もザ・スミスの曲も使えない。
話はスミス結成直前まで。 繊細でちょっとこじらせたスティーヴン・モリッシーの青春。
ファンだったらそれなりに、ああこんなふうだったかもな、なんて思って楽しめるかな。
知らない人には全然面白くない映画だろう。
映画にするんならザ・スミス結成以降の方が成功、ジョニー・マーとの破局、ソロの成功、毒舌など話題がたくさんあって面白そうだね。
クイーン、E.ジョンの伝記映画が大ヒットしたから何匹目かのドジョウを狙ってるんだろうけど、当人の認可が得られないと、こういう中途半端なものになっちゃうのはしょうがない。
寝てしまった
スミスの曲がまるでかからないのには驚いた
イングランド・イズ・マインというのは、ザ・スミス初期のStill illという曲の1節の歌詞だけど、それはおろかthis charming manみたいな、代表曲もいっさいかからず。ただでさえ日本では知名度低いバンドなのにこれじゃあたるわけないよなあ、地方で上映しないわけだい。
まあ、クイーンの映画とくらべるのは知名度でもナンセンスだけど日本ではね、あくまで
どういうつもりでこんな映画つくったんだよ、ていうかほぼ作り話じゃね?わたしが知ってるザ・スミス結成まえのモリッシーじゃないすよ。すくなくとも前半は後半ムニャムニャ寝てました。
今でこそあまり追っかけてないが、初期モリッシーまではファンで、最初の来日縦断コンサートにも行ったわたくしですが、この映画はうけつけなかった。
ボヘミアンラプソディーが当たったからと、2匹目3匹目のどじょうがおおすぎるわい 考えてわかるだろ、クイーンのことはだいたいのひとが知ってる、モリッシーの映画なんて日本であたるわけねーべ?
だべ?
なんか、わざわざ監督とかプロモーション来日したらしいけど、なんなん?だから、まだスミスオールタイムベストみたいに曲がじゃんじゃんかかるんならまださあ。ヨーロッパとかでは有名人なみたいなんだし
もっと戦略考えなさいよ、と
あくまでスミス結成以前の話
スミス結成前というより、ジョニーマーと出会う前のモリッシーの話。登場人物にマーの名があるが、彼は話の本筋にはほぼ絡んでこず、僅かに登場するのみ。若き日のモリッシーの退屈な日々が退屈に描かれている。
人によっては、脚本家はギロチンにかけられるべきと思う映画。
我が青春と重なる超マイナーな作品
スティーブン・モリッシーの76年から82年(「ザ・スミス」結成前、ジョニー・マーと創作を開始するまで)を切り取った作品。なので極めて観る人を選ぶかと。
いや〜、こんなに内向的でネガティブな青年だったとは知らなかった。不平不満を吐き散らし、NMEに音楽評を投稿するも一方通行で、自分から踏み出すことはせず、職場や仕事になじめず、果ては引きこもったりと……彼のダメダメな面に共感する一方、わかり過ぎるだけに辛くもあった。
しかし、どんな時も詩を書き続けていたのですね。
個人的には彼と同じ歳なので、バックボーンとして登場するディテールに泣かされた。同世代感が半端なく、思わず我が青春と重ねてしまった。ニューヨーク・ドールズ、ロキシー・ミュージック、デヴィッド・ボウイ、モット・ザ・フープル、パティ・スミス、マリアンヌ・フェイスフル、セックス・ピストルズにクラッシュなどなど……
マイノリティーのための超マイナーな作品ではある。そういう意味ではキワモノなんでしょうね〜
ボヘミアン・ラプソディーのノリを期待してはダメ
予告編でモリッシーの映画やるんだあ、と思って詳細も確認せずに見てしまいました。
ボヘミアン・ラプソディーもあれだけヒットしたし、スミスの曲を映画館で聴けるのかなあと思ったら、バンド結成前の話でしたね。
自分が勝手にイメージしてたモリッシーのイメージから大きく外れてはいませんでした。
ただ、公開が始まって間もないとはいえ、平日の昼間でかなり混んでたけど、みんなモリッシーのこと知って見に来たのかなあ?
自分も当時洋楽聴いてたからちょっと知ってたというレベルだけど、彼のことを全く知らない人が見て面白いのかなあ?と思ってしまいました。
スミスは、イギリスでは大人気だったけど、日本ではそれほどでもなかったような。
個人的にはモリッシーとジョニー・マーがどうやって知り合ったとか全く知らなかったからまあまあ楽しめました。
でもポヘミアン・ラプソディーのノリを期待して行くと肩透かしを食うと思います。
モリッシー前日譚
モリッシーが単なるスティーブンだった、案外普通の、鬱々とした1人の若者の話。観客には若者が少なく、スミスファンが多いと見たが、スミス結成前で話が終わっていて、ファン向けというより青春映画に近い。俳優も似せてないしね。
イギリスのこもったような湿った空気が伝わってきた。
ただ、期待を超えるものはなかった。
人見知りで引っ込み思案、けれど自尊心だけは高い音楽と詩の好きな青年が高く飛翔する直前までを丁寧に(淡々と)描く
ザ・スミスは学生時代、最もよく聴いていたバンドの一つである。が、ジャック・ロウデンがモリッシーを演じると知ってニュートラルな姿勢で観ようと劇場へ。(だって、モリッシーとの共通項ほぼなしではないか。特に風貌。)
<感想>
1.とにかくジャック・ロウデンのあの美顔がほぼ8割方ドアップで観れる。
2.魅力的な女優陣 ◆ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ 「マイ・ビューティフルガーデン」以来。最初、気付かず。◆ジョディ・カマー(初見であるが、魅力的)
3.ザ・スミスファン としては、
1)前半ワンカットだけ聴けるジャック・ロウデンの歌い方がモリッシーぽくてちょっと嬉しい(私だけ?)
2)後半のジャック・ロウデンの髪型がデビュー当時のモリッシーに似てきたこと
3)ジョニー・マーを演じた役者さんが雰囲気似ていた ということで、(3.は割愛して)鑑賞するかどうかご判断下さい。
それにしても、この監督最後までザ・スミスの音楽を見事なまでに使わなかったな、この野郎。(使えなかったのかな)
ということで、ザ・スミスの知識が皆無でも全く問題ありません。あと、派手ではないが音楽のセンスは良いと思いました。
何者かになる前に。。。
ジョニー・マーが手を差し伸べなかったら、モリッシーの将来は何者にもならなかった!?
それこそ社会を逆恨みして、犯罪者にでも殺人者にでもギリギリの精神状態に思え、危うさが!?
姿形ってよりも声がモリッシーに似ていたので、すんなりと本作に入り込める。
伝記モノとしては地味過ぎて映画にするには何も起こらない、そんな人生をフラフラと、まだ何者でもないモリッシーの物語。
我がどう生きるかの選択肢を持っている.
歌手モリッセー(モリシー)がザ スミツ というバンドをジョニーと作る前までの話。全く知らないバンドだが、歌詞が深いので興味がある。1970年代イギリスのマンチェスターで、思春期を過ごした彼だが、一人自分の世界にこもる性格であり、また才能があっても、恥ずかしがり屋でそれを上手く社会に引き出せない。父親から仕事をしろといわれ、事務の仕事をみつけるが、仕事中より、頭の中は詩/歌を書く世界。彼の心の表現がナレーター形式になっているが、彼の心の中を理解するのはちょっと難しい。一生懸命やっているけど、報われない時、彼のお母さんの一言、あなたはこの世に一人しかいないという言葉で彼は勇気づけられる。母がオスカーワイルドの本を持ちながら、これらの人はそんな簡単に世の中をいきていないのよと。
「我はこの世に生きているが、我がどう生きるかの選択肢を持っている。我の存在は我だけのバージョンで、他の人とはちがう。我と全くおなじコピーはどこにもいない。我は我しかいないからそのまま生きなさい。」困難に陥った時、母親が理解してくれたり、ガールフレンドがサポートしてくれたり人の交わりは大切だね。
The Smiths~ッて?
こんなことを書けば、イギリスのバンド“The Smiths”のファンからブーイングをまともに受けなければならなくなるが、はっきり言って、ファン以外は、見なくてもよく、時間とお金とエネルギーの無駄をしないほうが良い映画となっている。
amazon.comの怒りのレビュー「私は80年代からスミスのファンで、しかも私は何十年もの間何度もコンサートで彼を見ている大、大、大、モリッシーファンです。
この映画が酷すぎるのは、実際のMorrrisseyやSmithsとは関係がないと感じ、彼らはMorrisseyとMarrという男の名前の別の人のことを描いている思った。
私は映画を買うか、同じ値段でそれを借りるか迷った挙句、私はそれを買うことにした。今、私はそれを永遠に見続けなければならない。なんて間違いだ!」あぁ、なんて奇特なお方.....
映画の中でも、こんなことで悩んでいる奴の音楽は聴きたくない。あほくさ~ッ!!!
アメリカのバンド“Blondie”とこの"The Smiths"は個人的に共通点があると思っている。ライブ映像は、見るべきではない!すみませんファンの方々?2年ほど前に“Blondie”がイギリスにあるRound Chapelで行われたamaozn会員の販促の為のコンサートを見たが....後悔する。71歳のデボラ・ハリーには申し訳ないが、"Hanging on the Telephone"の曲のさびの"Don't leave me hanging on the telephone"のところをごまかしきれないほど音程が外れていたのだが、PVではこの個所をコーラスを入れてごまかしているのだが、この“The Smiths”もあからさまに音が加工されていてLIVEではどうしよもない。映画でも「ストリート・オブ・ファイヤー」のラスト、颯爽と登場したダイアン・レインが“Tonight Is What It Means to Be Young”を熱唱しているようだが、実は2~3人の歌手の声を合成している口パクであるのは音楽監督がインタビューで答えている。1970年代あたりから、PVや音楽加工の仕方は、少し稚拙な部分があったが.....!
上のレビューは、結局全然、この映画と関係がないが、この映画は、バンド結成までのお話なので、このバンドは出てこないのでご注意ください。
しかし、話は変わるけど、amazon.comはいいサイト。先ほどのブロンディーのコンサート、英語字幕で歌詞も載るのでチョ~ッが付くほど便利で、エ~ッ! 日本のamazonは、そんなことを批判すれば、レビューを消してしまう憲法無視のブラックです。すみません、言い過ぎでは..........ありません。
福島事故の復興コンサートに口パクでステージに上がる、ある意味凄い人たちと思えるパ○ィー。突然、何を言い出すんだとお思いの方、すみませんでした。
ダメダメ音楽オタクが“母性”によって目覚めるまで
イギリスのロックバンド、ザ・スミスの活動を描く…のではなく、そのボーカリストであるスティーヴン・モリッシーがバンドを結成するまでの前日譚を描くという、少々変則的な伝記映画。
ザ・スミス在籍時は、歯に衣着せぬ発言を連発していたモリッシーだが、本作での彼は内向的かつ協調性がない、小心者な音楽オタク。
しかし、時たま発する言葉に皮肉めいた物が籠っているあたりは、間違いなくモリッシー。
タイトルこそ『England Is Mine』だが、彼の脳内では自分中心な『World Is Mine』なのだ。
モリッシー役のジャック・ロウデンは、風貌こそモリッシー本人とは似ても似つかないが、あの気だるくてアンニュイな雰囲気はよく出ている。
バンド結成前のお話ゆえかザ・スミスの楽曲は使われておらず、『ボヘミアン・ラプソディ』のように観ていてテンションが上がるシーンがないため、物足りなさを感じる人もいるかも。
全体的なトーンとしてジョン・カーニー監督作に近いので、その手の映画が好きな人ならハマりそう。
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