「チンプンカンプン」プロトタイプ・マナ 制御不能 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
チンプンカンプン
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ポスターに銃を持った女性、「これが人工知能の暴走だ」だと書かれています、タイトルにマナとありますから女性型アンドロイドかと思ったら、女性は会社に侵入したサーバー乗っ取りのハクティビスト、肝心のマナというのは水で満たされた箱に入ったCPU基盤、なんじゃこれ、こんな水冷式コンピューターなんてあるはずないでしょう、例によって配給会社のポスター詐欺。
チューリー社というしょぼいWEBサービス会社がなぜこんなAIを開発できたのか分からないが、SEのチャーリーとジェイホークが勝手にマナを起動してしまったことからネットハッキングで世界は大混乱、中国やロシアまで機密情報流出で大騒ぎ、といってもテレビ画面でニュースを見せるだけ、ひどい手抜きでしょう。
もう一人のSEのラフィーが作ったプログラムでマナを止めようと、これまたコメディのようなドタバタ劇。正直、アクションでもスリラーでもなく、侵入者とSEのおじさんたちがサーバールームで中身のないセリフで騒いでいるだけだから退屈しごく、予算がないから会話劇にしたのだろうが意味不明の設定とストーリー、チンプンカンプン映画でした。
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