「待ってたぜ〜不〜二子ちゃ〜ん❤️ ルパンファン待望のシリーズ第3作!」LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘 たなかなかなかさんの映画レビュー(感想・評価)
待ってたぜ〜不〜二子ちゃ〜ん❤️ ルパンファン待望のシリーズ第3作!
大泥棒「ルパン三世」とその一味の活躍を描くケイパーアクションアニメ『ルパン三世』(1971-)を、新たな設定で描き直した『LUPIN THE ⅢRD』シリーズの第3作。
5億ドルの秘密を握る少年と、彼を連れて逃げる峰不二子に、恐ろしい殺し屋が差し向けられる…。
不思議な力を持つ殺し屋、ビンカムを演じたのは『バケモノの子』『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の宮野真守。
待ってましたよ、小池ルパン三作目!
ルパン一味がかっこいい!それだけでルパンファンなら観る価値あり!
気になるところである小林清志さんの声は問題なし。86歳(!)とは思えない渋さに痺れるっ!令和の世になっても小林次元の声を聴いていられる幸せを一身に感じております!
沢城不二子は正直あんまり好きじゃないんだけど、まぁ今回は良かったんじゃないかな。クリカンルパンも問題なくかっこよかったです✨
メインヴィランのビンカムは、1stシリーズ(1971)の好敵手「白乾児」を思い出させるような奇天烈なキャラクターだが、残念ながら魅力薄。
簡単に不二子に手玉に取られすぎ。洗脳能力も微妙。前二作の敵キャラに比べて強く見えない。再登場したヤエル奥崎に全て持っていかれてしまった感あり。
気になったのは5億ドルの鍵を握る少年ジーンの描写。
あれ本当に心臓が悪いの?たまに咳き込むけど、あとは元気ピンピンに見えました。心臓移植に多額の費用がかかるらしいが、とてもそんな風には見えない。
オチは薄味だったかな?
ちょっと後味が悪いくらいの毒気が欲しかった。
この『LUPIN THE ⅢRD』シリーズ、確かにキャラクターはカッコ良いしアニメの質も高いので楽しめるのですが、個人的にはちょっとカッコつけ過ぎでうーむ…、と唸ってしまいたくなる気持ちもある。
ハードボイルド感は確かに『ルパン三世』の魅力。でも、人気の高い1stシリーズもモンキー先生の描いた原作も基本はナンセンス&コミカル。そこに少量のハードボイルドが加えられることによって『ルパン三世』特有の洒脱さが生まれている訳で、最初から最後までカッコつけられると、正直胃もたれしてしまう。
雰囲気重視のシリーズですが、ここからストーリーが大きく動き出す予感があります。今後に期待!
