劇場公開日 2019年8月30日

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「【”傷心”のタフネゴシエーターが行った事。】」ザ・ネゴシエーション NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【”傷心”のタフネゴシエーターが行った事。】

2020年3月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 画面越しに対峙する、ハ・チュユン警部補(ソン・イェジン)とミン・テグと名乗る人質犯(ヒョンビュン)。

 冒頭のハ・チュユンの人質救出のシークエンスが、後半どんどん物語に食い込んでくる所が、想定内なのだが、涙してしまう。

 前半は、ミン・テグの拉致された班長と記者への行為が”韓国サスペンス映画では普通の感じ”で、少し入り込めなかったが、
 後半、ミン・テグと交渉人ハ・チュユンの関係性が変化していく様や、政府及び軍高官の立ち位置が明らかになっていくシーンのスピード感溢れる人物設定の変容振りが印象的だった作品。

<キム・サンホは相変わらず良い味を出していたが、政府及び軍高官のキャスティングで、少し物語の流れが分かってしまった作品でもある。>

<2019年9月23日 劇場にて鑑賞>

NOBU