「いっぱい食べて寝ること」幸福路のチー Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
いっぱい食べて寝ること
1975年4月5日生まれで台北の幸福路というところで育ち、現在は結婚してアメリカで暮らす女性の話。
祖母の弔報を受けて台湾に帰省し、町の風景をみたり家族や友人知人と顔をあわせたりする中で、幼い頃から今までを振り返ると共に現在を見つめて行くストーリー。
主人公の育った世情を映しながら物語が進んで行き、世代が近い自分には感じ入るものも多かったけれど、国が異なる為当然世相の違いがあり引っかからないものも多々。
とはいえ生きることに対するもどかしさや家族や友人の優しさと温かさが良く伝わり沁みてきて、中々面白かった。
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