「この映画観て決めました。死ぬまで映画を観続けてやろうと!」シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
この映画観て決めました。死ぬまで映画を観続けてやろうと!
何か一つのことに打ち込むことは大切。彼の場合、それが宮殿だっただけだ。しかし、郵便配達だけでも地球5周分配達して回ったわけだし、その上に毎日10時間も費やすなんてのは凄すぎる。かかった年数33年。アリスのために作り始めたのだけど、幼くして不幸にもアリスが病死してしまい、その墓を作るのにも8年かけているのです。
そんなシュバルも前妻を亡くしたときに息子シリルと生き別れ。なぜだかわからなかった序盤の出来事だったのですが、仕立屋の丁稚奉公してたのですね。独立できるようになってから戻ってきたときには涙が出てきました。寡黙な父だっただけに会話も少なかったのですが、それでも父や義妹アリスのことを愛していたことも伝わってきます。まさかの孫にまで・・・といった感じで。
19世紀半ばからの長い年月の物語だっただけに、周囲の人もどんどん亡くなっていきます。戦争が始まったと聞いたときには、まだまだ不幸が続くんじゃないかとヒヤヒヤさせられましたが、そこまでは描かれず。彼の地道な努力が世界遺産クラスにまでなったことに感動でした。建設途中の建物がニセモノなんだろうけど、それでも美術さんは大変な苦労だったのだと思います。
おはようございます。
最近の世の流れに反する生き方をしたかの人の姿は私は素晴らしいと思いました。
今は継続は力なり という言葉は余り聞かなくなりましたね。
軽佻浮薄な世になってきたなあと思う事自体が時代遅れなのでしょうかね。
私は違うと思います。
5本は結構疲れますよね。
私みたいな内容そのまんまとホントに感想程度しか書かないレビューならまだしも、kossyさんかなりしっかり書かれていますし。
ちなみに、今週土曜日私も5本の予定です。