「言葉の代わりに石を積み上げて」シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢 マリエルさんの映画レビュー(感想・評価)
言葉の代わりに石を積み上げて
毎日32キロも歩いて郵便を配達していたジョゼフ。
ある時から彼は石を積み上げ、理想の宮殿をたったひとりで造っていきます。
つらい別れの数々。
そして完成した宮殿。
今それは「シュヴァルの理想宮」としてフランスの重要文化財になっています。
ぜひ見に行きたいけど、私はとても行かれそうにないので、この映画を見ました。
美しい宮殿です。
人は誰もが、目に見えるか見えないかは別として、こんなふうに自分だけの宮殿を積み上げているのかもしれない、と感じました。
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