「お父さん呑みすぎ!」酔うと化け物になる父がつらい はるたろうさんの映画レビュー(感想・評価)
お父さん呑みすぎ!
舞台挨拶付きの先行上映で鑑賞。
普通とは違う家族の物語。
父が酔っては化け物になり母は新興宗教に熱心。
娘のサキは化け物が現れる度にカレンダーに赤ペンで×印をつける日々。
そんな父と娘の30年。どんどん増えていく×印。
サキの人生がなにもかもうまくいかないのは化け物のせいなのか。
原作は未読です。
吹き出しやワードを使った表現が私はあまり好みではなかったです。
配役はすごく良かったです!
特に母親役のともさかりえが良かったです。
宗教に逃げながらもどうしようもない旦那を突き放せない。
食卓で壊れるシーンがめちゃくちゃ切なかったです。
実話ということですがかなり壮絶です!
自分ではどうしようもないことや選べないこともあります。
本当の化け物は誰なのかと自問自答するサキ。
いやいや、サキが責任を感じることはない!と心の中でツッコみました。
そして新しいカレンダーが届き、化け物のいないサキの人生が始まります。
サキ!自分らしく生きてね!そしてもうクズみたいな男に依存しないでね!
舞台挨拶では撮影の合間に松本穂香が時間が経って毛羽だったカイロの毛をずっとむしってたって話が面白かったです(笑)
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