「そんなに悪くもないけど」世界から希望が消えたなら。 ゆうのすけさんの映画レビュー(感想・評価)
そんなに悪くもないけど
幸福の科学の映画作品ですね。
私は個性的でヘンテコ作品が好きなのもですから
たぶん普通の作品じゃないはずだよね?ということで
公開されたらあえて見に行ってますが
今回はいつもよりもさらに宗教色が出てますかね?
おそらく信者さんならすんなり見られるのでしょうが
信者さん以外には????かなと思います。
毎回言えることですけど幸福の科学が制作する作品は
これでは結局信者さん以外には
あまり理解されないんだろうな?というかんじですかね。
素直で純真な人ならそのまま感動するのかもしれないけど。
まあ実際はそんなに悪くもないんだけど
ん?なぜそこでそういう展開?ってのがあるわけで。
前回の作品はファンタジー作品だから荒唐無稽過ぎて、あそこまでいくと
アニメ作品と考えれば逆に許せるんだけど
今回はある意味ドキュメンタリーぽくてシリアス。
笑いの要素はないので個人的にはちと残念ですね。
ま、とはいえ実際誰もバッドエンドで不幸な人は出てこないので
その意味では平和的でよい作品とも言えます。
現代はやたら暗い作品ならたくさんありますからね。
映画って求めるところはやはりエンタメなんで、ホッとするとか笑いは必要ですね。
やはりハッピーエンドとかの作品がいいですね。
あまり重苦しいのは見終わったあとで楽しい気持ちになれないし。
今日本や世界はどこもあまり良い世相じゃないんで
基本的には希望の持てるような作品が良いよね。
この作品はそこはまあ希望が消えるっていうような作品じゃないから
むしろ希望は見えるといえばそう見える作品。
ただ、今回の主役の人はおそらく普段もたいへん真面目な人なんでしょうね。
この作品では主役は特に真面目でなければならないんでしょうけど
そのぶん脇役にもっとキャラ立ちする人を配したほうが良いかもしれません。
次回こそはもっとぶっ飛んだ内容の作品、期待しています。