「言葉の力」主戦場 M hobbyさんの映画レビュー(感想・評価)
言葉の力
2時間、知識が薄いなりに必死で内容についていくために、集中しました。
家族に勧めてもらって鑑賞するまで、こんな凄い映画が作られていたことを知らず。この映画ができてから今日までの間にも、日本、世界の状況は変わっていて、それがとても良い方向だといえるわけではない現実。
戦争が終わって今年で78年。
その間に何度も何度も歴史についての論争が行われてきた。事実は一つなのに、何故それが180度違う事になって話になるのか?
不思議で仕方ないけど、対比されている本作を見ていると、とても良くわかる。
事実をそのままにしておくと、都合が悪い。
謝ることが出来ない(正しく)
※政府は謝罪しちゃだめなんだって言ってた藤田さん。ビックリしたわ。そんな政治家いらんわ。恥ずかしないんかな、そんなおかしなこと真顔で発言するなんて、、、
立場が変われば歴史の捉え方が変わる。
でも、事実は事実。
日本の戦争に関する重要な書類の7割が焼却されたこと、これだけでも大事なのに、正直初めて知りました。
日本◯議のリーダーて言われてる加瀬さんも初めてみました。言ってることが気持ち悪すぎて理解できないし、こんな人をTOPにもってきてる団体を相手に議論しなければいけない世の中って???マジ?ってなった。
言葉の力ってすごいなって。
一つのインパクトのある言葉が独り歩きしてしまう。その言葉を利用する輩がいる。
発言に責任を持たないくせにべらべら喋る杉田議員とか、ほんま、言葉がない。
女性、差別、奴隷、人権、いろんな言葉が一つ一つもっと丁寧に考えて、捉えて、扱わないといけないことをひたすら感じた。
一度見ただけではとてもすべてを理解することが私にはできなかったけれど、今まで知らなかったことを一つでも知ることができてよかった。
世界のどこの国とも仲良くできる、敵のいない国にいつか日本がなるように、しっかり今の子どもたちに平和について伝えていきたい。