「真実はどこへ」主戦場 mleさんの映画レビュー(感想・評価)
真実はどこへ
前半の論証は良かった。特に当時の国際法の規範と小さな間接証拠からら反対論者に反対する点は見応えと耳を傾けるに値する。
問題は本映画の趣旨から論点がズレた点だ。
彼らは冒頭で「戦いは終わっていない」と述べている。ならば反対論者の人間関係や政権とのつながりなどに言及する必要はない。ここでの戦いは、慰安婦はあったのか?強制連行はあったのか?の二点のはずだ。作者の真実を明らかにしたいとは別の意図があったとしか感じ取れない。
慰安婦問題への意見の一つとして、受け止めることのできない人には鑑賞をオススメしない。
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