「レッテル貼るしか出来んのか」主戦場 トージョー・コランドさんの映画レビュー(感想・評価)
レッテル貼るしか出来んのか
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レッテル貼るしか出来んのか
慰安婦に関連する話題を軽く議論させる。左派は冷静だが、右派は感情的に映る。その後、『こう言った乱暴な右派が日本の中枢を占めてる』と言った話に持って行く。直接的に繋がってるようで繋がっていない。
まるで生徒が先生を煽って激高させ、自らが殴られたところを隠し撮ってSNSにアップした上で、教育委員会全体を悪者とする論を展開するような、いわば被害者を騙って立ち回る手法であるように感じる。「論敵の背後組織(妄想の域)を断罪するためにも、論敵を悪者として撮ってやろう!」とする悪意と、「私たちは善良なんです!」というアピールが強すぎてまるわかりなんだ。うん。これね、気づくとすごい不愉快だよ。調べたらほら、当たりも当たり、出てくるわ出てくるわ。右派は加害者として撮られてるけど、契約書うんぬんの騒動を見れば彼らが被害者だということは容易に見て取れる。
撮る側がこんなに一方に偏っていては、マトモに議論なんて出来るはずもなく、極めて一方的かつ乱暴に話はそれていった。右派は余裕のしたり顔が多かったが、きっと反論もごっそり切り取られているんだろう。可愛そうに。同情を禁じ得ない。
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