「終盤からが本題」主戦場 北のやまさんさんの映画レビュー(感想・評価)
終盤からが本題
とっかかりは慰安婦問題だが、何故右派は歴史問題に敏感に反応しているのかということで日本会議が登場してからが本題。
明治憲法を復活させ、個人の人権を制限して神道を国家の中心に再度据えても、実質的な国家主権はアメリカに支配されているという矛盾した状態で彼らは何を目指しているのか。
あまりに整合性が取れない社会を求めるのは、戦争に負けた記憶や歴史を直視できず、主権回復の努力を放棄し、他者を叩くことで自我を保とうとする未熟で幼稚で身勝手で利己的な者たちのヒステリーだ。
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