FIVE SEASONS ガーデン・オブ・ピート・アウドルフのレビュー・感想・評価
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庭のデザイン画が美しくて
庭とか植物とかガーデニングが好きな人にはたまらない映画だと思います。私もとても好きなので、色ペンで描かれる貴重なデザイン画を見れたのもすごくエキサイティングでした。私も途中ちょっと寝てしまいましたが問題なかった〜 庭を追及してきた人の静かに燃え続ける庭へのパッションに感動。
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秋からはじまり秋で終わる。 茶色でスケルトンな草木達をも美しいと語...
秋からはじまり秋で終わる。
茶色でスケルトンな草木達をも美しいと語る植物の魔術師。茶色のスクリーンに若干まどろみを感じながら見ていると一変、フレッシュハーブティーの様な青々とした、新鮮な春に脳が起こされる。
植物オタクの様に楽しそうに語る魔術師の庭は、どの季節にも美しさと楽しさを放ち、自然にも溶け込む。
終盤に見る茶色の美しさは、まるでそこにたたずんでいるように近くに感じた。
終始鳴いている鳥のさえずりがとてもいい心地よい。自然の中でお昼寝した気分になった。
ガーデニングへの興味がなければ・・・
ガーデニングへの興味がない自分にとって、なかなか理解するのが難しい作品のような気がしました。
とはいえ、その奥深さは伝わってきます。単に美しいばかりではなく、手を加えながらにワイルドに見えるように演出するその技は、少しは理解できたような気がします。
画面に映し出される絵は、寄りが中心で、その美しさを実感するのは難しかったです。
後半は引きの絵も多かったので、印象派のような感覚で自然を作り出すその手腕にようやく驚きを覚えたところです。
そしてガーデンデザイナーの朽ちていくものへの美意識など、共感するところも─。
短い作品ですが、作風からなのかもしれませんが、個人的には結構長く感じました。
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