いのちスケッチのレビュー・感想・評価
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絵はうまいにこしたことないなあ
ハキハキしない主人公とハキハキしすぎる武田鉄矢が対照的で面白い。
「熱意が感じられないVS熱意が熱すぎる」である。
物語りが進むにつれて主人公にも熱意が感じられ他のスタッフの中に溶け込んでいく様子が自然に描かれていく。
どの世界もバックヤードは重要で特に生き物を扱う動物園や水族館はたいへんだろうと想像は付く。
動物の健康と幸せを第一に考えるこの動物園はさらに苦労が多いと思うがスタッフが思いのほか少ないなあと思った。予算の関係?
新しいし世界の飛び込んでなじみの無い中でたまたまではあっても自分の特技を活かして活躍できることは素晴らしいと思う。
絵心の無い自分にとってはうらやましい限りだ。
舞台となっている大牟田市動物園は入場料500円だ。
テーマパークや水族館に比べてに比べて動物園がこんなに安いのは教育的施設と言うことだろうか?
公営的なところも多いので赤字でもなんとかやっていけてるのだろうけれど「動物の健康としあわせ」の確保はギリギリの頑張りで成り立っているのがこの映画でよくわかる。
今度、九州へ行くことが会ったら大牟田動物園にもぜひ訪れてみたい。
地域応援だけでない感動
大原梓も出てるよ
命を守る
動物園再生映画
面白くない。
何を主軸にしているのか分からない。
漫画家を目指す主人公。→知り合いの漫画家の卵に連載を勝ちとられる。
夢破れ地元に帰る。地元の友達に紹介され、動物園のバイトへ。
動物園を舞台にストーリーは進む。
漫画家を目指す主人公の事情。
自分はこの先どうするべきか。
動物園の事情。入園者が減り存続するかどうか。
動物の福祉、動物に寄り添ったものにしたい飼育員側。
主人公のおばあちゃんの事情。
認知症が進み、施設に入れるかどうか。
主人公がいい演技しているけど、ストーリー的には
獣医さんに引っ張られるので、主人公の立ち位置が可哀そう。
動物もライオンとモルモットしか出てこない。
動物園を舞台にする必要性がないような。
実話ならオール動物園を舞台にした話でいいのに。
おばあちゃんも施設に入るし、
認知症が改善の方向にいく終わり方ではないし
主人公だけは前向きで終わる。
今年のお正月はこれ!
東京でみたかった映画でしたが、見に行けませんでした。上映館を探していたところ、関内にあるシネマリンさんでした。それも初上映の日でした。私は、動物好きでしたので、
とても見て楽しめることができました。舞台挨拶で撮影の裏話なども
聞くことができて、鑑賞してよかったです。
とくに、動物の仕草や、人間模様がよく描かれていて涙をさそいました。エンディングが…。
このお正月はシネマリンさんへGOですね。
おもわず…。
ゆったりと時がながれる
ストーリーは 予想してたように、山場といった山場はないのですが、大牟田に住んでいる私にとっては、とても懐かしく見れました。
モルモットの可愛い事!
ただ 動物よりも 認知症がすすんだおばあちゃんを心配する主人公の気持ちが、痛いほど
理解出来ました。
主人公のお父さん、いつも怒っているように聞こえますが、あれは大牟田独特の喋り方です。
元炭坑地域の話し方ですよね。
夕陽の綺麗なオレンジ色に、染まった干潟、あんな美しい場所が有ったなんて驚きました。
どなたかも書いてらっしゃいましたが、ロケ地巡りもいいかもしれません。
派手なアクションとCGの映画に疲れた方、たまには、こんな ゆったりと時がながれる映画鑑賞も良いかもしれませんよ。
まさか、泣かされるとは!
素直に感動しました。
この映画を見るきっかけになったのが去年から命を預からせてもらったモルモットです。
その子を育てているとモルモットで有名な動物園が福岡県大牟田市に在ると知り足を運びました。
そこでこの映画が上映されることを知り、観に行くことを決めました。
夢に挫折し、地元へ戻った主人公が友人の勧めで地元の動物園で働くことになり、その中で様々な人と再会し、新たに出会いゆっくりと人として成長していく内容です。
動物園で起こる人間模様で少しずつ変わっていく主人公の心境と環境
応援してくれていた人達との別れ
命を預かることの意味や重さ、温かさ
武田鉄矢さんのセリフの「初めてこの子が来た時の~」のくだりが在るのですが私的には心に刺さりすぎて今でもウルっとキてしまいます。
演者の方の違和感のない方言、大牟田の少し寂れてしまった風景、それでも温かい人間模様。
ホントに観て良かったと思える映画でした。
この映画に出合わせてくれたモルモットや大牟田市動物園に感謝します。
ありがとう
じわじわと来る
ありきたりの地方都市での小さなエピソードを、そのまま映し出します。主人公の活躍はなく、胸キュンのシーンもありません。遠浅の海岸風景や祭りのシーンは美しく勇壮ですが、「私の町にもあるよ」と言う程度です。国内初となる猛獣の無麻酔採血は、世界を変えたりしません。
だけど、この映画には、触れ合う人に向けるまなざしを柔らかくして、特別なことなどなにもない人生の輝きを増して、家族がいとおしくなり、故郷の町を歩きたくなる、そんな力があります。
クライマックスの無麻酔採血は、ヒロインの活躍というより、飼育員の地道な取り組みで成功に至り、大きな盛り上がりはありません。だからこそ、一つ一つのシーンが心に響きます。
「私は、いつの日かこの映画をまた見たくなるだろう」と予感させます。
素晴らしかったです
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