「カスカス…」かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦 ももまんさんの映画レビュー(感想・評価)
カスカス…
平野紫耀くんを大画面で観たくて行きました。
酷いとは聞いていましたが、確かに…酷かった。
まず主演2人の声がカスカス過ぎて耳障りなくらいでした。どっちかだけならまだ大丈夫だったんですが、何せこの作品は心の声が多いものなので、嫌でも声の演技を見なくちゃいけないわけです。
特に橋本環奈さん。元々ハスキーなのに酒焼けがプラスされて、もうカッスカスです。「キャー」と叫ぶシーンもカスカス過ぎて全然声出てませんでした。あと太い。特に脚。これからも女優をやってくつもりなら、もっと体型管理しないとダメだと思います。太い脚に目が行ってしまい、その度に「こんなのかぐや様じゃない」と思ってしまいました。というか、根本的に彼女にお嬢様役って合ってないでしょ・・・。
あと何と言っても藤原書記の違和感。
声は作っていてアニメの藤原書記っぽくて、アニメを意識したのかな?と思ったんですが、ビジュアルがちょっと…私にはとても高校生には見えず・・・、おばさんが制服着てアニメ声出してるという違和感が拭えず、藤原書記が画面に出てくるたびにモヤモヤしました。
あと佐藤二朗。この人必要だったんでしょうか?いつもどこに出ても同じようなくどい演技ばかり…それを求められるからなんでしょうけど。周りがケラケラ笑ってるから余計に冷え冷えとしました。というか、終始ずっと笑ってる観客がいたんだけど…あれサクラかな?
ストーリーも、最初は原作の面白いところだけ詰めましたという感じだったのに、最後だけ支離滅裂でキャラも崩壊。番宣で「恋の勝敗をお確かめ下さい」とか言ってたのに、勝敗もクソもないじゃん。何これ?という感じでした。
ただただ平野紫耀くんと橋本環奈さんの綺麗な顔を観るためだけの映画でした。まぁその為に足を運んだのだし、そこだけは満足です。