「配給会社:ツイン」神と共に 第一章 罪と罰 Naakiさんの映画レビュー(感想・評価)
配給会社:ツイン
輪廻転生。宗教が、根強く信仰されるわけがわかる映画。そんなことを書けば、ブーイングとなる。
上の文章を見て、何のことを言っているのか?わからない方が多いと思うが、この話、映画.comの解説でもあるように“韓国の人気ウェブコミックを実写映画化”ということで、まず最初にこのコミックを読んでから映画を観たほうが話に入りやすいかもしれない。なぜなら、シナリオ自体、意味不明な場面が散見しているし、冥界の使者という存在が訳が分からないし、使われているCG自体が稚拙な上、何故動物までCGを使うのかが、この映画の美術担当者のいい加減さがわかる。最初、もっとコメディ色のある作品と思っていたが、その内容ときたらかなり重苦しく、また稚拙なCGの連続で観るのをあきらめようかと思うほどになる。
それと人物設定が、訳がわからない。消防士の主人公、中学を卒業したのかしないのかわからないが、韓国では、家出をして、義務教育を受けたか受けないかわからない者が消防士になれるオメデタイ国らしいが、日本ではれっきとした国家資格なんですけど.......!
そんなことを言っても、母親、兄弟愛を題材にしているので、感情的に揺さぶられるのは、間違いがなく、日本の視聴者から支持を受けるのはまちがいがなく、また、冥界の使者の一人、キム・ヒャンギさん演じるドクチュンさんは、好感が持てる。
配給会社ツイン、よく映画界では、PARTⅠとⅡは期間をおいて上映されるのが、通例らしいのだがこの配給会社は、映画「The Crossing 」でもみられるように期間をおかないで上映をしているのは、この映画を安く買い叩いたということか?