「鬼滅の刃」特別編集版 兄妹の絆のレビュー・感想・評価
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鬼滅の原点
鬼滅の刃始まりのストーリーです。意外と知らない方も多いかもしれませんが、鬼滅の刃を制作しているufotableは徳島にもあり、徳島にはufotableシネマという映画館もあるので、今回は無限城編のヒット祈願で遠方から時間を掛け観に行きました。ufotableシネマは通常の映画館に比べかなり狭く、1階に受付があり2階にシアターがあります。2階に上がると壁には煉獄の原画があって、少し離れた所にキャラクターの等身大パネルがありました。
上映前には無限城編のメイキング映像も流れます。本編の内容はTVアニメを繋ぎ合わせ、最後にオープニングが流れるというものでした。子安武人さん、緑川光さんは相変わらずの無駄遣いっぷり。そして、配信では気づきませんでしたがどうやら林勇さんが名前の無い役で出演されていたようです。正直かなり驚きました。
炭治郎の刀の色に関しては以前まで作者の意図がよくわからなかったのですが、改めて観て、恐らく何にも染まらない黒=絶対的な正義を指す色として黒になったのかなと思いました。
あとやっぱり何度も思った事なんですけど岩は普通切れないですよ。ロロノア・ゾロとか石川五ェ門目指しちゃってんのかな?て感じですがみんな至って真面目です。鱗滝さんとかもう完全にお父さんじゃないですか。あんなにずっとお面被ってて顔面臭くなったりしないのかなと思ってたら第2のお面男・鋼塚さんが出てきます。だいぶ大人気ないですし、この人はこの後登場しても基本ずっとキレてます笑
改めて観たら気づく事が多く、とても有意義な時間でした。鬼滅シアターはufotableシネマに通い詰めようと思います。
水の呼吸一門
鬼滅シアター
劇伴音楽が何よりオススメ
新作ではない・・・のか?
2025年劇場鑑賞105本目。
エンドロール後映像はないですが、キャンペーン用のQRコードが出ますのでエンドロール中にスマホ立ち上げておかないと間に合わない可能性あり。ただ、読み込めなかった時は店員さんに言えば対応してくれるという情報あり。
パンフレット無しにつきマイナス。全作品共通のパンフレット欲しかったですね〜。
後鬼滅の刃クリアファイルコレクターの自分でもさすがに立志編だけで1枚800円の24種類のランダムクリアファイルには手を出す気になれませんでした。ランダムじゃなきゃ買っていたのですが・・・。多分ランダムにしたことで売り上げ落ちてると思います。
2019年に上映された時は石川県では上映なく、テレビで放送された時は総集編ということで早送りで追加されたとこないかなーくらいで観たので、その時と全く一緒なのかそうでないのか分からないのですが、柱の人たちこんなはっきり2019年の時点でシルエット出てたっけ?とか、竈門禰豆子のうたいきなりインスト流れてたっけ?とか思って調べたら、竈門禰豆子登場時によく流れていた曲に歌詞をつけたのが竈門禰豆子のうたと書いてあってそうだっけ?という感じでしたので自分の記憶は全く当てになりません。
それはそれとして、この後何が起きるか知っているだけに開始5分で泣いてしまいまして、その後も2回程泣いてしまい、これは5回も映画館で観てその都度泣いた無限列車編はやっぱり泣くんだろうなと思いました。とりあえず那谷蜘蛛山編は泣くと思います。
人気があり過ぎて逆に避けていた作品だが、普通におもしろかった。 刀...
これは銀幕で観たかった!
10月中にフジテレビの金曜プレミアムで観て鬼滅の世界観を知ったものです。半年ほど前から鬼滅の刃はすごい…とよくネットなどで紹介されていて「また出版社やテレビ局の宣伝戦略だろう…」とたかをくくっていたのを激しく後悔&猛省してます(苦笑)
テレビ版の五話ぶんを劇場用に再編集したとのことですが、物語的に無理やり詰め込んだようには全く感じませんでした。今公開中の『無限列車編』に比べると、当時は集客も大人しかったらしいですが、また再上映されたら大画面で観てみたいですね。
なおかつ、可能なら是非ともこの『兄妹の絆』と『那田蜘蛛山編』をDVDで売り出してほしい!これと今の『無限列車編』と並べるだけでも未体験の人たちを鬼滅ワールドに誘うには有力なアイテムになるはず!わたしも是非ほしいので製作会社様はどうか前向きにご検討頂きたいです!
時代を味方につけた個性光る良作
アンチミーハーを謳う自分にとって、これだけ流行ってる作品を見るのは鬼門でした。
人気が出れば出るほど見たくなくなる、そういう性分なのです。
それでもどうしても見てほしいと絆され鑑賞。
ジャンプらしい王道展開だけだったらきっと好きじゃないだろうと、そう高を括っていました。
でも開始10分で引き付けられるものがありました。時代感のある丁寧な背景美術、その中で繰り広げられる兄妹の絆の物語。
古典的な王道ストーリーながら、その中には少年漫画とは思えないシリアスなドラマが内包されていました。それらを表現するアニメーションも非常にクオリティが高く、これを地上波でやっていたのかと思うと驚かされます。
特に高感度が上がったのは、主人公が最初から"強くない"という点。きっちりと努力して成長していく様を丁寧に描いているのでスムーズに感情移入することが出来ました。
敵キャラクターの内面も描いているので、勧善懲悪でないのも良いですね。単純なカタルシスだけでなく、骨太の人間ドラマも丁寧にフォローされています。この辺りも人気の秘密でしょう。
個人的にノイズになったのはやたらと"モノローグが多い"という点。アクションのテンポを阻害しているだけでなく、映像で語れるシーンにわざわざモノローグを当てるというのはスマートさに欠けているように感じました。この辺は原作再現に徹した故の弊害かもしれないです。それと少年漫画らしいギャグ要素も苦手。気になったのはそれくらいです。
こればかりは完全に好みの問題ですね。
兄妹の絆を中核にした王道展開。
成長ドラマに内包された奥深いストーリー。
万人受けするキャッチーさと大人の鑑賞にも耐える射程を備えた本作、コロナ禍の洋画不足も追い風になって大ヒットも納得の内容でした。
困窮する映画業界の救世主として今後にも期待しています。
映画好きから観た"鬼滅"というコンテンツ
何故かむっちゃ人気の鬼滅の刃を地上波で放送していたので遂に鑑賞。
最初の方、大袈裟な演出と無駄に多い説明のセリフが鬱陶しく感じだけど、慣れるとなかなか面白い。
慣れるというか作風が修行辺りから変わってる。
音楽で盛り上げて万人向けの茶番劇から結構深めのアニメーションになった。
さすがufotableだけあって作画はもちろんカメラアングルが素晴らしいね。
普通なら正面から撮ればいいのにわざわざ地面から撮る手法とかは迫力も味もでる。A24の作品でも良く見かける手法。
音楽も梶浦由記だけあって"静"と"動"の使い分けが最高。
シリアスなところはとことんシリアスに。
盛り上がるところはとことん盛り上がる。
作品に凄くマッチしてます。
ストーリー展開もベタだけど、飽きさせないし、何よりも良かったのが鬼の過去にも焦点を当てていたこと。あれはなかなか出来ない描写だと思う。
あとLISAの紅蓮華ね。
本屋行ってもコンビニ行っても、ラジオ聴いてても必ずと言っていいほど流れて散々聴きさすがに飽きるけど、作品の主題歌として聴くと、なるほど。これは人気になるはずだ。かっこいいっすね。
"鬼滅"というコンテンツは人気になりすぎて映画好きとして軽視していたところもあったけど、見直した。
ちゃんとアニメーションやってます。
やっぱりufotableは信頼できる。
自分が鬼滅の刃を気に入ったのは、所謂鬼滅キッズとは意味が全然違うことを最後に言っておきたい。
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