「よく生き延びている、よく撮り続けている」山懐に抱かれて こばりんさんの映画レビュー(感想・評価)
よく生き延びている、よく撮り続けている
金じゃない、モノじゃない、山地酪農への執念。それが家族を支え、家族愛を育む。70〜80年近くの時間的ズレを感じざるを得ない生活環境と苦労の中、よく生き延びてきたとしかいいようがない。
監督は、主人公の生き方に興味が湧き、生きざまに引き込まれていたから、撮り続けたのかもしれない。それは分かる。けど、それを認め続けているTV局の懐の深さ・広さにも敬意を表する。
コメントする