ドラゴンクエスト ユア・ストーリーのレビュー・感想・評価
全551件中、61~80件目を表示
「酷い」の一言に尽きる。
正直に言うと、声優(俳優というべきか)を見た時点で、「あ、これは駄作だ。」と思いました。
ただ単に、人気俳優・声優を集めただけじゃん。(声優に関しては山ちゃんだけだし)
でも、ドラクエはストーリーが肝心。
「5はやってないけど、あの隣で見ていた感動を味わえるだろう。」と、希望をもって観に行きました。
劇場から出た後、絶望感に包まれました。
「堀井さんは本当にこんなものを許したのか...」と。
挙げるときりがありませんが、特に酷いのは最後。
ラスボスとして出てきたのは、ミルドラースではなくウィルス。
「ユア・ストーリーだからしょうがないじゃん。」と言っている人もいるようですが、
ドラクエの説明書に「主人公はあなた自身」と書いてあったから、
「主人公(リュカという名前も使いたくない)がそのままゲームクリアまでいくのかな。」と
思っていたので、主人公はただの社会人ということがわかり、かなり落胆しました。
そして、ウィルスのあの一言。
「大人になれ。」
酷いよ。童心に帰ってこの映画を見ている人だって少なくないのに、その人たちの思考を根底から
ぶっ壊す大問題発言です。
途中で帰ろうかと何回も思ったけど、映画は最後まで観る派だし、お金を払った分がもったいない
と思い、最後まで我慢してみました。
もう二度と観たくない。
純粋につまらない
評判が悪い事だけは知っていたが、何が悪いのかは耳栓しての鑑賞。
ドラクエⅤをベースにしている作品。ドラクエはプレイしたが、流石に細かい部分は忘れているので、それ程にオリジナルと比較はしなかったので、タイトルは純粋にこの作品に関する感想。
Ⅴの特徴的なイベント、主人公の結婚。その相手との最初の出会いがゲーム画面でチョコッと触れただけなので印象に残らないから、本編で登場した時に「いつ出会った?」ってなってしまう。
それ以外のシーンも切り貼りした様な展開。キャラの行動も上っ面をなぞっただけで、何故そんな行動するかの裏打ちもないから感情移入出来ない。プレイしたら何十時間、映画内の時間も三世代にわたる長い物を二時間程度に納めるのは難しいのは分かるが、オリジナル頼りの作り方なのに、終わり方がアレでは批判されても致し方ないな。
ラスト、「えっ?」とは思うけども、特に斬新では無かった。所謂、夢オチの一種+SAOの劣化コピー。
悪評前提で観たものの
結論から言うと好きでした。
悪評の根元たる終盤の展開も含めて。
序盤から終盤手前までかけては上手いこと5の良いとこ取りが出来ていて、戦闘シーンも上手く描かれていて、声優はキャラにもよりますがほとんど違和感なくよかったと思います!
声優陣のドラクエ愛あってこそかと。
特に、ビアンカはとても魅力的に描かれていたかと思いました。
結婚の一連の流れはビアンカの表情一つひとつが素晴らしかったと思います!
ここからはネタバレ要素が強くなりますので、映画をまだ観てない方は自己判断でお願いします。
終盤についてですが、一番良いシーンの流れが止まって正直私も「えっ…」となりました。
後述しますが敵についてもえっ…となりました。
でも最後まで見終わって振り返ってみるとかなりしっくりきていてスッキリしていました。
監督の伝えたい意図に関しても共感はできますし、入れるならあのタイミングというのもわかります。
エンディングに対する「終わってしまう…」という気持ちもかなり増してより良いエンディングになったなって感じました。
とは言え、★4つ止まりで残念だった点もいくつかあります。
1、最後の敵(井浦新さん)のキャラ設定が極端に世界観を壊しすぎてる…
せめて見た目はミルドラースでよかったんじゃないか、デジタル世界を消去していく説明が一気に興ざめさせすぎたかと。
もっと井浦新さんはさらっと流して現実世界のゲームスタートの回想に入って欲しかったかなと。
データ世界である伏線も引きすぎていたかなとは思います…
2、タバサも産んで…
5を楽しんでた人間として、今回のストーリーに必要なかったのはわかるし、そこに声優をあてるだけで人件費がかかるのもわかりますけど、タバサがいないだけで悲しくなってしまいます…自分のやってきた5じゃないって思ってしまいます。
残念だった点を熱く語りすぎてダメだったみたいに感じてしまうかもしれませんが、前述したように(タバサ不在の残念さは残りますが)振り返ってみるととてもスッキリ見終わる良い映画でした!
こういったバーチャルゲームが出たら私もぜひやってみたいなと思います。
私からはこの映画はオススメさせていただきます。
声優さんの声で観たかった
WOWOWにて、ラストと評判は知っている中で視聴。
5年後くらいに忘れたころにまた観たいなぁ。
CG聞いていたよりもよく、
モンスターやゲマのデザインは非常に良かった。
コメディ調ながら話もテンポよく進む。
ドラクエはそこまでガッツリ派ではないからかもしれないが、音楽や世界観は楽しめたと思う。
気になるのは3点。
一つはキャラクターデザイン。
鳥山明さんのデザインが好きで、特にドラクエ5の時はセル編あたりでドラゴンボールの絵も最盛期。当時のジャンプにもドラクエ5はよく出ていて、あのデザインが好きだったのでそれで観たかったなぁと。
もう一つは声。
俳優さんでなく、上手い声優さんで観たかったなぁ。
違和感なく聞けるとかいうレベルじゃなく。
ただ吉田鋼太郎さんのゲマだけは良かった。
あとは問題のラスト。
言いたいことやりたいことは分かるが…。
ウィルスは理解しがたい。
だったら最初からゲーム感出して異世界転生的な展開にして、ゲームの世界と現実との葛藤で迷ったり、それでもゲームももう一つの現実なんだ、とした方がメッセージが伝わってきたのではないか。
メタ的にも、ラスボスが近付くとクリアが見えて達成感もあるが終わりの切なさを感じる。その展開で観て観たかったなぁ。
技術力の高さを売りにした学芸会
ゲームで感じた感動やカタルシスを求めてはいけない
全くの別物として、前提知識を持たずに鑑賞することができれば、説明不足のよく出来たCG アニメとしてそこそこ楽しめると思います
音楽自体はゲームに属しているため、環境音楽/音声として聞き流すならアリかもしれません
個人的には、勝手な解釈を押し付けてくる中学生の学芸会以下と感じました
料金を払ってみることは、全力で否定します
好きな方には申し訳ない感想ですが、正直な気持ちです
うーん、まぁ
すごく良かった!
途中までは…
この企画が持ち上がったときに製作側も「ファンの皆さんに楽しんでもらえる作品に」とか言っていたので物凄く期待して観ると裏切られるかな?
でも酷評を知っていたので終盤に「プログラムだ」「ウィルスだ」とか言われて興醒めしても「あ、これかー」程度で済んだw
他の部分の完成度は高かったので本当に最後の最後の部分の作り直しだけすればいい作品になると思う
声優は英語版の方が良かった
アメリカではやっと数か月前から観られるようになりました。最初は英語版で見たのですが、みんながネットで叩いている程、ひどくはなかったように感じます。キャラクターデザインが鳥山明じゃないのも、最後の展開でなんとか納得しました。日本語オリジナルに切り替えることができることに気づき、2度目は日本語で見ましたが、声優の演技が超へたくそ。なんでみんな棒読みなの...?英語版の声優の方が、断然なりきってました。最後の展開も、そんなに悪くはなかったかな。
ラストまじで最悪、最後作り直して
映画館で観ました。
最後の10分までは本当に良かったです。
最後で評価はマイナスにしたい。
マイナスやしラストはストーオーシャン3のパクリやん。制作サイドも色々大変でしょうがまじで作り直してほしい。作り直したバージョンでDvD出たら買う。
作品の評価とは。
DQ1〜7までリアルタイムでプレイし続け、公式の攻略本も一度クリア後(当時はゲーム自体の発売よりかなり後に発行)に楽しみにしながら待ち、やり込みする、とかなりヘビーに楽しませて頂き、その中でDQ5はSF、PS、DSとそれぞれ2〜300時間はプレイしてきた一番のお気に入りです。
その立場で、この映画も発表当初から楽しみにしていました。封切り後しばらく観に行く事が出来ず、只々、封切り以前の評論家であり、観覧後の一般の方々の酷評がされている状況で、ネタバレ内容は見ずにやっと観に行く事が出来ました。
観終わった直後の自分の率直な感想は、『何故?』でした。その『何故?』の矛先は酷評に対して、です。
観覧後、改めて酷評の内容を確認しました。そこで感じたのは、只々ゲーム内の冒険活劇の模倣を求めていた人と、そこに原作者や監督の意志を感じ取った人にあからさまに別れている事でした。結果、残念ながら前者の割合が圧倒的だったので、封切り直後から2点台となってしまう低評価を叩き出してしまっている、と。映画評論家と言う肩書を持っている人もこぞって、記事が面白くなる様に、閲覧数が上がる様に、作品の意図を理解しないままアップされている状況であったと思いました。
普通にプレイしても30時間は掛かるストーリーを100分程度にまとめるのは至難の技です。当然かいつまむ必要と、されでも観せたいシーンをどれだけ濃く出来るか、かいつまんだ部分との擦り合わせ、この作品においてはゲーム上で明らかに分岐されている部分を各キャラを立たせながらどう折り合いを付けるか、その上でプレイヤーが納得をする内容にもっていくか、原作がある作品はどう作っても原作ファンにとって不満点が挙がるの仕方が無い所でもあります。
山崎監督は4年前からプロデューサーに打診されつつも、この偉大な作品を数多のプレイヤーのプレッシャーを感じて断り続けていたそうです。それでも、熱意あるオファーとゲーム本編と戦えるエンターテイメント作品として完成されられるかどうか、自問自答の中で引き受けた、との事。そして、原作者である堀井さんと一つのセリフの為に激論を交わした、とも。
1の頃から週刊少年ジャンプ関連の書籍、その他記事を通して、堀井さんのゲームに対する考え方、捉え方を様々な形で拝見させて頂いた立場で観ると、この映画はズバリ考え方ものを表していると思います。
堀井さんはゲームの世界はあくまでもゲームの世界、ただそこにどれだけ自分(プレイヤー)が入り込めるか、と言う事を大切にしている方です。ドラクエにおける主人公のセリフが無い(=話している相手のセリフを受け取った後に感じる事はプレイヤー次第)と言う点や、ポートピアにおいてヤスとのやり取りだけでストーリーが進んでいく点が、正にそれを表しています。その上で、ゲームの中で過ごした自分も人生の一部になるように、と作られてきました。作る際の容量の限界が存在して、テキストの一文字をどう削るか四苦八苦した時代から、です。
作品を観る感想として、こうであって欲しかった、と言う考えは少なからずあっても良いとは思います。只、それをそのまま作品の評価に直結させてしまう、作り手の評価を下げる事に繋げてしまうのは、あまりにも乱暴です。そして、作り手の評価にするにしても、今回は山崎監督に酷評が集中していましたが、この『返し』は当然、原作者である堀井さんの表したかった事も濃密に組み込まれています。普通の冒険活劇が観たかった、は視聴側の希望であり、それはそれで良いとは思いますが、それに合わなかった作り手の考えを完全に否定して低評価として残すのは、様々な試行錯誤をしながら生み出した『創作物』に対して失礼とだと思います。何も考えずに商業的に作る作り方は、山崎監督、堀井さんにの過去の経歴から考えてもあり得ません。
この映画では冒頭に子供時代がゲーム画面を用いてストーリーを強制的に進ませています。これはラストの『返し』に対する伏線になっていますが、それすらも気付かないまま評価に繋げている方も多々見受けられました。映画好きな立場である身からしても、この低評価はあり得ないと思います。そんじょそこらの費用ばかりかけられたメジャー映画よりは、確実に作り手の想いが込められています。
この2点台と言うなかなか無い低評価により本来観て頂けていた方々に正当評価をもらえる機会が無くなる可能性がある事、数多の名ばかりの評論家を含む世に合わせた作品の評価する行為が蔓延する事、この作品によって本当に危機感を感じました。
ドラクエ5のファンには残念な作品
前評判を見ずに鑑賞。
その後レビューを拝見。
「ファンが大事にしている場面が悉く端折られていて軽い。」
皆が怒る原因はこれだと思う。
え?あの場面カット?とか・・・
本作を知らない方には理解しがたい展開だし・・・。
プロポーズして変な薬の力で辞退して他の女性にプロポーズするなんて人間のクズ的展開。
ファンはあそこで思いを込めて1択するのに。
ビッグタイトルを使って、豪華なキャストを使って。
無駄使い。
映像は良かったと思うけど、
動きはディズニーっぽい。
大筋は好きなんだけど
ドラクエⅤをまたやりたくなるようなストーリー展開。昔を振り返るような感覚で見ることが出来た。最後を除いては。
この流れだと素直にドラクエⅤを楽しめて終われたらかなり評価は高かったはずだが、現実世界とか出してくるから評価がだだ下がり。
作り直して欲しい。
映像美も素晴らしかった。
余談だが、私も常にビアンカ派だった。笑
良作 ラストの展開は驚くががっかり感も
映画とレンタルで両方見ました。最後の展開はなかなか冒険したと思います。
映画自体のまとまりは素晴らしいですが、ラストシーンはファンが多いドラクエの展開としては悲しく、ドラクエ未プレイの妻でさえもなんかガッカリだわと言っていたので、ラストシーンが良いという方は少ないかもしれません。
ドラクエ5はリアルタイムで小学校低学年の時にプレイ、ドラゴンクエスト5は個人的に一番思い入れがある。その上での感想。
序盤のゲームの実際の映像など本当に嬉しかった、また、登場人物の主人公、パパス、ビアンカ、フローラ共に演技は素晴らしいと思う。
ビアンカに告白した時のシーンなどはこちらも照れるほどリアルでした。
敵役のゲマの極悪さと演技も最高、
また手下のジャミとゴンズの登場もとてもゲームファンとしては嬉しかった。
ジャミが映画上でもラリホーマを、ビアンカに唱えてきた部分はファンのことを分かってるなと思いました。
戦闘シーンもリアルでラストバトルも見応えありです。
ラストの展開、ミルドラースは普通に登場させて倒してからエンディング。
そして目が覚めたら実は体験型のゲームだった
現実世界でもドラクエは心の中に残ってる
あの頃、僕らは勇者だった
みたいな展開ならここまでの騒動にはなってないと思います。
賛否両論ありますが、ラストシーンを作り替えてまた映画化してほしいです。
序盤10分からあえて問題の終盤シーンのみ観賞
散々ネットで叩かれた理由を自分の目で確かめたくレンタルして観ました。
ストーリーに関してはドラクエVプレイ済みなので中盤はまったく観てません。
もし万が一にも感情移入してしまったら取り返しの付かないような気がしたので、、
たった今、観終わった感想を素直に伝えます。
腹わたが煮えくり返ると言いますか、やり場の無い怒りを感じてます。
"たった数分の問題のシーンを観ただけなのに"です。
なぜ?
ただそれしか言葉が思い付かない。
マジで胸くそ悪い。
上映開始当時、見たくなくてもSNSやブログのまとめ記事などで評判が悪いとよく目にしました。
映画館に子ども達を連れて行くか迷って、結局観に行かなったんです。
これを観ていたら子ども達は終盤の展開をまったく理解出来なかったでしょう。
とても残念でしょうがない、、
ドラクエというファンタジーRPG作品を完全に否定し、全てを台無しにしたラストはまるで陰湿ないじめを受けたような気分を味合わせてくれました。
人によってはトラウマになるレベルですし、私もその一人なのかもしれません。
😃→😲→😓
ドラクエのゲームはプレイした事がないのでストーリ等のコメントは出来ないですが、一映画ファンとしては裏切られた気分でした…
盛り上げて盛り上げて、最後の最後にここまで気分を落とせるものなのか、、逆にスゴいです(笑)
制作側が伝えたいメッセージは分かりますが、そのままラスボスと戦わせてハッピーエンディングで終わらせていればかなりの高評価だったんじゃないかなと。
VR云々除けば、ストーリ自体それほど楽しめたので、そう思うと残念です
何度もプレイしたDQVだからこそ
酷評レビューが多い、とにかく多い。
作品を観る前に見なくて良かったと思う。
何故こんなに賛否両論なのか。
自分は懐かしさも含め、良かったと思う側だったけど、ようは「視点」の違い、この一点につきた映画だったと思う。
つまり天秤の両端どちらかに1gでも重りがかかればすぐ傾く、そんな作品だった。
酷評者の意見でもあったが、確かに2時間弱の枠に収めたのはVの良い世界観を圧縮するだけの改悪でしか無かった。
素晴らしいゲームだからこそ、作品の部作分割してでも時間をかけて観たかった。
後は淡白すぎた点。
所々にすぎやまこういちならではの、DQ音楽がハマっていた所はプラスだし、経験者はグッと来る場面もあっただろうけど物語の展開に波が少なすぎて単調だった。
迫力並びに感涙の抑揚がもっとオーバーにあっても良かったんじゃないかな。
ビアンカとフローラとの結婚を自分は相当時間をかけて悩んだものだ。
何度もプレイはしたがその度に悩んだ思い出がある。あんな簡単に決めれる問題では無かった。
パパスが息子を守った場面もしかり、映画という作品を武器にもっと泣かせにかかっても良かったのではないだろうか?DQV未経験者にも深く胸に突き刺さるくらいのリアクションがあれば良かった。そうすればのめり込みやすかったはずだ。
さらに言えば、主人公が石化するシーン。
ゲームでは衝撃すら走った演出。
ゲームの主人公が石化するなんて!!!
唖然呆然とした気持ちが映画演出だとそんなに感じられなかった。
石化が溶けて子供との再会のシーンも淡々としたもので。。
後は主人公自身のキャラクター像。
自分はDQVの主人公に優しさと勇敢さを兼ね備えた完璧な主人公としてプレイしていた点。
これは固定概念の問題なので自分自身のイメージがこの映画の主人公とかけ離れていただけなので参考にはならないだろうが、もう少ししっかりした主人公であって欲しかった。
長々となったがやはり時間不足が全ての原因だと思う。
部作分けはせめて、最低でも二部作くらいはして欲しかった。
逆を言えば、よく単発ものであそこまで詰め込んだなと、そこは素直に評価。
最後に最大の焦点であるラストシーン。
突然180度展開が逆転する形を取ったことは最悪だった意見も理解出来る。
何故あのタイミングで現実世界とリンクさせ、ウイルスを元凶にしてしまったのか。
元も子もない崩壊作品にしてしまう理由がどこにあったのだろうか。
サブタイトルのyour story
理解は出来る、出来るが突然手のひらを返す演出は観るものの心に傷をつけるだけでしかない。
順当な流れなら、冒頭に大人になった自分がヴァーチャルマシンでDQVの世界を体験。懐かしさを噛みしめながら進めていくとラストでウイルスにかかった世界を救出。
自分の懐かしかった居場所(DQVの世界)を取り戻す。
これが順当。
監督や堀井雄二のもう一度あの経験をという思いでラストをあんな風にしたのならこれくらいの順当さは欲しかった。
だから「視点」の問題だった。順当にすればもっと高評価を得ても良かったと思う。
そうじゃないのであれば、ゲームと違うオリジナリティを入れても最後はラスボスとしっかり戦って勝って、最後の挿入にもゲーム映像を入れてエンディングで良かった。
大人になってもゲームで培えた感情や想いはいつまでも色褪せず、時には役に立つことだってある。そう伝える手段は、ただ素直で純粋なもので良かったんじゃないかなと評価を3.5としました。
長文失礼しました。
ドラクエファンは らくたんといかりの ダメージをうけた!
言わずと知れた国民的ゲームをフル3DCGで初の映画化。
昨夏、色んな意味で話題を集めたのが、酷評に次ぐ酷評の嵐。
実は公開中にネタバレ記事を読んでしまい、その酷評の理由も分からんではないが、それについては追々。
酷評以前に、私には問題が。
実は私、『ドラクエ』を全くやった事の無い非国民。
…いや、全くと言うのはさすがに語弊。友達がやってるのを横目で見て、コントローラーを握らせて貰った事ぐらいはあるが…って、やっぱり全く未プレイみたいなもん。
なので、『ドラクエ』初プレイ者の視点で感想を。
先に良かった点を述べておこう。
開幕の懐かしのファミコン画像はファンなら感涙モノなのではなかろうか。
物語が始まると、ハイクオリティーのフル3DCGに。『STAND BY ME ドラえもん』『ルパン三世 THE FIRST』の山崎貴監督の手腕が光る。
そして、すぎやまこういちによる音楽! ゲームやった事無くてもあのテーマ曲が流れると、無条件で盛り上がる。(ちなみに私がすぎやま氏を知ったのは『ゴジラvsビオランテ』でした)
良かったのは、これくらい。
映像や音楽だけ。
だって、後は…。
まず、ストーリー。
幾ら何でも展開早過ぎでしょ! これはゲーム未プレイ者でも一目瞭然。
少年時代のエピソードなんて、ダイジェスト。…いや、全編に渡って駆け足のダイジェスト的。
基になったのが、シリーズ屈指の名作と言われる『~Ⅴ 天空の花嫁』。(もっと詳しく言うと、リュカなど主人公の名前はゲームを基にした小説版と同じらしいが、無断使用などでこれまた裁判沙汰になるくらいの問題に…)
親子3代に渡る壮大なドラマが展開されるらしいが、多くのレビューでも辛口指摘されている通り、100分に収めるには無理があり過ぎた。
リュカの少年時代、青年時代、そして最終決戦と、本来なら3部作が妥当。
敵モンスターを仲間に加えたり、ビアンカとフローラの2人のヒロインから花嫁を選べたりがゲームの人気らしいが、そもそもの作りが淡白で薄いので、面白味や醍醐味が伝わって来ず。
物語上のキーである“天空の剣”や“天空の勇者”もイマイチ盛り上がりに欠ける。
RPGの醍醐味であるレベルアップの興奮は全くナシ。故に、剣での攻撃や魔法の呪文もいつの間にかに取得している。
ビアンカとの再会など伏線が張られていないので、一見さんお断りの唐突過ぎ。
笑いもダダスベりで、ファミリー向けにしたかったのか、ワクワクの冒険にしたかったのか。
挙げ出したらキリが無いので、この辺で。
…あ、最後に一つだけ。声の出演にまたも話題性だけで集められた豪華な面々。一応巧い人も居れば、お下手な人も…。
さて、問題のラストについて。
何も知らずに見たら、お口あんぐりびっくり仰天になっていただろう。だって、
冒険ファンタジーかと思いきや、『ドラクエ』好きだった現実世界のサラリーマンが体験していたリアルバーチャル世界だった、って…。
しかもラスボス的なコンピュータウィルスが現れ、「大人になれ」「ゲームなどくだらない」とお説教…。
一応ゲーム依存を警鐘しつつ、リュカ=現実世界のサラリーマンを通して、ゲームや『ドラクエ』への愛を訴えてはいる。
…でも、捻りある作りやいい事を言ったような気をして、これはとんだ見当違い。
ゲームの映画化で、ゲームを批判するような事を言って、ゲームを愛する者を敵に回して、何やってる!?
映画で言ったら、映画愛をたっぷり語って、最後の最後に映画なんてくだらないと冷笑したようなもの。
特に問題なのは、監修に『ドラクエ』の生みの親の堀井雄二が携わり、きっとこれが山崎の本音なのだろうという事。
本当に『ドラクエ』愛や思いあって本作を作ったのか…?
自分はゲームは『スーパーマリオ』好きだが、もしこんな映画化になったら…?
本作酷評の『ドラクエ』ファンの方々同様、落胆&ブチキレるだろう。
…え? 『マリオ』の映画化に駄作の『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』があったじゃないかって?
あれはあれで、愛すべきカルト駄作だからいいんです。
ファンにとっては、いいかも
最後が良くなかったという、意見よく聞くのですが、
ドラクエ好きな自分からして、すごく楽しめる作品でした。
ゲームのシーンが、再現されていて、感動しました!
皆さんの言う通りでした
最後の最後で残念な結末に…
ゲームオチでも構いません
ただ、ゲームが終わる瞬間ぐらいに母ちゃんから「あんたいつまでゲーやってるの!!!ご飯冷めちゃったわよ!!!」ってど突かれてVRの世界から解放されるぐらいの方が良かったな
で「昔やってたゲームの最新版なんだよ邪魔すんじゃネーーー!!!」親子ゲンカで終わるみたいな
何これ?ラスト笑ってしまう
前評判で酷いとは聞いていたが
ホントに酷い!
ずっと流れるナレーションがしつこく邪魔なぜ?いれた?
映像やいいと思える所はあるのに
ナレーションが邪魔をする
ラストシーンも何?は?え?
子供までなんだこれとあまりの酷さに
笑えてしまう
ドラクエを題材にしてこれはないなら
ドラクエ以外でやってくれ
ドラクエでやるな
個人的につまらなかった
ナレーションとラストがなきゃ
よかったのに残念すぎる
全551件中、61~80件目を表示