ドラゴンクエスト ユア・ストーリーのレビュー・感想・評価
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最後を除けば良い出来
酷評されてますが最後の10分を除けば良い出来かと思います。
CGも綺麗だしドラクエの音楽が映画館で聞けるのもいい。
声優もヘンリー以外は及第点かと。
ストーリーも原作とは異なるところがありますが、2時間に収めるためにかなり考えられたのではないかと思います。
ストーリーが原作と違う、キャラクターの性格が違う、音楽が5以外も使われている、魔物の仲間が少ない、などといった批判をしている人がいますが、それこそナンセンスで、同じものを見たいならゲームをしとけばいいんです。
同じストーリーならそれはそれで何の楽しみもありません。
ですが、最後の10分についてはほとんどの人が同じ気持ちになったのかと思います。
憧れのゲームのキャラクターに命が吹き込まれて感情移入していたのに、全てプログラムであると言われた瞬間、誰が何を言おうが所詮プログラムの存在だと冷めた気持ちになってしまいました。
誰でも考えつくが、台無しになるので誰もしなかったことを、嬉々としてやってしまったことは映画監督としては恥ずべき行為かと思います。
ただ、それまでは面白いのでドラクエファンは見ても損はないかと思います。
傲慢で無知で情弱な監督の自己満足
ラストまではけっこう良かったと思います。
CGで描かれた世界は美しく高速なアクションも頑張っていました。
声優さんの演技はお世辞にも上手とは言えないレベルですが、あの尺であのセリフ量を要求されればだれでも棒になりますよ。脚本と脚本を削れない監督が悪い。それでもフローラは花澤香菜さんの声で聞きたいと思いました。CGが良かっただけに
さて、問題のラストですが、事前情報を仕入れていたので驚くほどではなかったですが、正直あきれました。擦り切れるほどに使い古されたVRオチ、絵に書いたようにテンプレート通りです。しかも説明セリフが超長い(笑)、まあドン引きです。監督以外のスタッフが哀れで泣きそうでした。
このオチを考えた人は攻殻機動隊もマトリックスもソードアート・オンラインも知らないんだろうなあ。25年前から映画ってものを見てないんだろうなあと。そんな人ですから古典的な物語にも触れてるはずはなく、ストーリーがぐちゃぐちゃなのは仕方がないなあ。
まさに無知蒙昧、不勉強、怠け者、情弱、そして他のスタッフ仕事と観客の期待を踏みにじる傲慢さ・・・あきれはてて二の句がつげないので低評価とさせていただきました。
そんなストーリーの中でもすぎやま先生の音楽(だけ)はかがやいていましたよ。
ドラクエが好きな程不快になると思う
細かい設定とかストーリー変更とか駆け足な展開とかは尺もあるし許容範囲内。
実はVRでしたみたいなメタ展開は本当に不快。思い入れのあるストーリーやキャラを雑な設定のぽっと出のウイルスに台無しにされ、剰え説教を受けさられるという何とも酷いラスト。作品の主人公がキラキラした目で、VRの世界でゲームを楽しみにしてるシーンがあるが、この映画を見に来るお客さんも同じではないのか。昔熱中したゲームの世界を最新技術で楽しむために足を運ぶではないだろうか。ドラクエ5の世界を台無しにされてひどく不快になった。2度とこの監督の作品は見ないと誓う程には、酷い作品だった。
久美沙織さんに謝罪して欲しい
ラストに批判が集中してますが、それはたいした問題じゃない。
元々、映画一本に収まるのかな?と心配していたが、不安は見事的中。スターウォーズの1~6を一本にまとめたような薄いダイジェスト版になってしまった。そもそもVは親子三代に渡る壮大な「時間の流れ」が重要な要素になっていて、過去の共有によって様々な再会や時渡りのエピソードが生きてくるもの。長い時間を共有したからこその、エンディングの結婚ワルツで感動出来たのだと思う。つまり、過去(少年期)を省略し過ぎ。最大の不満はサラボナの夜の改変。Vと言えば思い出す印象的な結婚前夜から告白への流れ。もはや別物になっていた。
久美沙織氏の小説版が至高なので、それを期待したのだが、映像の無いCDシアター版の方がはるかに良い出来。「リュカ」と言う名前で釣っておいて、「V」じゃない、「ユアストーリー」ですって、言われても納得しない。登場キャラ全部「V」なわけで、もはや詐欺。ダイの大冒険や、ロトの紋章のような映画オリジナルで作れば良かったのだ。過去を描けないなら、ドラクエVである必要が全く無い。
他、BGMも名曲にあぐらを書いてて、使い方が安直。CGキャラへな演技の付け方もやたら大袈裟で、子供っぽい。
素直に小説版を最低2クールのアニメでやって欲しいですね。でも、おかげで小説版やCDシアターの価格が高騰してますが、中古じゃ久美沙織さんに一銭も入らないのが悲しい。
顧客の求めたものを理解してない
ムビチケ買っていたので被害が1400円ですみました。
こんな映画に1900円も出さなくてよかった。
どういう映画か一言で言うならめちゃくちゃ下手くそがプレイするDQ5プレイ動画です。
映画ではないです。無料動画サイトにアップされてる、ただで見られるプレイ動画レベルです。
私が見たかったのは、正規のDQ5ストーリーの「映画」だったのに、蓋を開けてみたら魅力のないキャラクターを操作してるイベント飛ばしまくりのクソプレイヤーによる全く面白くないプレイ動画だった。
DQ5のストーリーそのまま最後までやっても駄作になるだけとか、駄作以下のクソ動画に貶めた人たちがよくも言えたもんだ。
結婚イベントメインにプレイも意味がわからん。
もちろん世間ではどちらと結婚するか論争があるのも知ってる。
でも私は仲間モンスターたちを求めて観に行ったのにたった三匹、しかもブオーン空気。キラーパンサーとの再会イベントもなし。堀井雄二はなぜこれでいいと思ったのか。
キャラクターや世界のCGがきれいだとか言って評価してる人たちは、ウイルスに作り物に感動してるバカって言われてるのに気にしないみたいですね。おめでとう。
ドット絵でプレイしてた人たちは、見た目のことよりストーリーを登場人物たちのつながりを人生をモンスターたちとのきずなを観に行ったはずなのに…ただのプレイ動画を観せられて本当に落胆した。
つらいです。
映画のレビューなんて初めてです。制作会社に直接言う場所もわからないので。
ドラクエ5は子供のころ楽しんだ世代です。
数年前に小学生の息子がゲームをするようになり、昔私が遊んでいたDSでドラクエ5をやっていました。最近は高学年でスマブラやフォートナイトをしています。周りにはドラクエを知っている子はいません。それでもドラクエ5は好き、あれは面白いと、よく親子の話題にもなっていました。数か月前からドラクエが映画化されることを動画で見つけて、ドラクエ5が映画化されるんだよ!ゲマが怖い感じ!キラーマシンがカッコイイ!やっぱり息子が勇者なのかな!など楽しそうに話しかけてきます。テストあるけど絶対に映画館に行くんだと勉強を頑張っていました。
今日、楽しみに親子で映画館に向かいました。土曜日の夕方、ドラクエにほとんど人はいませんでした。モンスターや人物は凄い綺麗で、話は短縮されているけど映画だしね~っと笑顔で楽しんでいました。ラスト10分前までは・・・・。
ラスト前で一気にえっ???となりました。子供は表情曇らせて最後まで無言です。
ほかの酷評レビューが書いてあることはほぼ全部私も思いました。映画が終わって落ち込んで歩く息子が言います、あのウイルスってなんで出てきたの、それまですごい面白かったよ、普通にドラクエ5をやればいいのに、なんであんなことするの。私は大人ですから、よく見ると題も違うよね、ドラクエ5じゃなくて実はVRドラクエをやっていたという落ちなんだね、でも映像は綺麗だったよね、など補足するようになだめるよう説明します。しかし息子は、VR落ちとかそんなことわかってるよ!映画になったら話が多少変わることはわかってるよ!でもなんだよあれ!それまで面白かったんだよ!ラストだけ消してほしい!と憤りだけが残っています。自宅に帰ってからもです。楽しみな映画を見に行って、こんな息子をみているのがつらいです。そして大人の事情的なことを話している自分も嫌になってきます。
映画の内容については色々な見方がありますよ。大人対象であれば色々な評価もできますし、どんでん返しでファンを裏切るなどで一定の評価もあるでしょう。ただ、ドラクエってやつは子供の表情を曇らせる、失望させるものじゃないと思うんです。映画の予告やHPの画像はどうみてもドラクエ5の映画化です。それを純粋に楽しみにしている子供が予測できるわけもなく。その予測不能が子供でも感じる違和感や苛立ちを覚える内容。口コミや映画監督の趣向を事前に調べて、好きな人はショックを受けそうな内容だからやめとこうなど考えないといけないことがドラクエではないと思うんです。
大人の狙いとして、どんな評価でも心に残ったり話題性なのはいいのかもしれません。でも、純粋にドラクエを好きな、楽しみしていた子供が映画をみて面白かったと笑顔で言える内容であってほしかったです。
時間と金を返して欲しい
久方ぶりに見るべきではない映画を見た。
「ドラゴンクエストVの映画化」を望んだ人には受け入れられるかどうか。私はムリでした。
確かに 『ドラゴンクエストⅤ/天空の花嫁』 を3DCGで映像化したものではある。
制作に関わられた方には大変失礼でありますが、二度と見たくありません。
この内容であれば、ゲームが「ドラゴンクエストV」である必要はないと思います。
選択を迫られる場面など、他ゲームでもいくらでもあるでしょうに。
同じくドラゴンクエストVを楽しんだ世代の方々に見ることはオススメはできないです。
FFの映画以上に酷いものを見せられたことに怒を禁じえません。
1日の最後に本当にひどい時間を過ごしてしまいました。
お願いします
これはドラクエVのネタを使った別の映画ということで良いのでしょうか…?
今回の内容に納得した上で制作に携わった方々、今後ドラクエシリーズが映画化されることがあれば…どうか関わらないで下さい。
何これ、ある意味過去サイコー
とりあえず、
何でやりたくもない映画の監督を引き受けたのか。
何でやりたくないと言っている、ゲームをやりもしてない監督にオファーし続けたのか。
制作側の「大人になれよ」の言葉を鵜呑みにしてお前らみたいになるなら、ずっと子供と蔑まれたままでいた方がいいです。
最後のミルドウイルスのとこ、本当に耳を塞ぎたくなりました。恥ずかしくて。それまで色々物申したいけど我慢して観てたのに、突然悪口言われて「は?」ってなったし。できの悪い二次創作みたいなセリフを大音量で耳に流し込まれて、逃げられなくて辛かった。
はぁ。例えると、
化粧しないと外聞が悪いのは分かってるけど、派手なのは好きじゃないからナチュラルメイクしてたら「化粧しろよ」「お前の顔嫌いって言ってる奴いるよ」って言われて。別の人に「大丈夫!見た目なんか気にしないで!いつか結婚もできるよ!」って言われた。既婚だし見た目そこまで気にしてないんだけど??
って感じ。
なんか色々言うのもめんどくさくなる。
観終わった後の気分の悪さは、過去サイコーです!!
親子連れけっこういたけど、のちの子供達がドラクエ5について「あーあの最後ウイルス出るやつがドラクエ5でしょ?」と言ってたらどうしよう。
ドラクエ5として見なければ
タイトル通りなんですけど、見た直後はクソ映画だと思いました。でも今になって考えてみると、もしも「自分が主人公としてドラクエ5の世界にいたら」と考えれば納得出来ました。今ではドラクエ5の世界をベースにした全く違う別物だと認識しています。大音量のお馴染みの音楽も興奮しました。
ドラクエファンをバカにしてるんですか?
あり得ません。
最後のVRうんたらかんたらのくだりで呆れました。
ドラクエが好きな人がこの映画を見るはずなのに、ビアンカやフローラをただのデータ呼ばわりして「ゲームは虚無」「大人になれ」なんて言ったらダメですよ...。
それは絶対にやっちゃいけないことです。
そのくせ前半から中盤にかけて世界観に浸らせてくるのが余計に腹が立ちます。
リピーターを絶対に生まない映画だと思います。
今まで見た映画の中で最も酷い。
後味最悪です。
なぜ余計なことをした?
最初のドット絵のシーン、ああ、懐かしいな、製作者分かってるな、という感じでかなり端折ってはいたが、原作を知っていれば何とかついていけた。
パパスが死ぬシーンや節目節目のシーンで感動がこみ上げてきた。
CGのクォリティやアニメーション、モンスターのやられエフェクトなど細部に至るまで作り込みが確認でき、王道ストーリーの展開も胸熱なものがあった。とても良い、ドラクエファン納得の出来栄えだった。最も好きな映画のひとつになるかもしれない、と思った。最後の最後までは。
もう色んな方が酷評されているので今更詳細を書くまでもないが、込み上げてきた涙がさーっと引くのを感じたのはこれが初めてだった。
素人の思いつきのようなオチ。あまりにお粗末で、このビッグタイトルに似合わない、最低などんでん返しだった。
本当に、こう思う。
なぜ余計なことをした?
最後魔王を倒して、めでたしめでたしなら、今日はとても良い気分で寝れた。
ゲームはたかがゲームではない、プレイヤーにとってはもうひとつの現実なんだ、というメッセージを込めたかったのだろうが、そんなことは普通に映画を作ってくれれば自然と思うこと。というか、プレイした人はみんな分かっている。
あれを入れることによって逆効果となった気がする。
ゲームをお粗末に扱っているようだ。
あそこをまるまるカットするだけでもマシになると思う。
声優陣が豪華だが、自分ならこの話は断るだろう。
最後で冷めてしまった。
小学校の頃なんどもやったドラクエVは一番面白くて大好きだったシリーズ。でもこの映画で「ドラクエVの最高のストーリーをとんでもない駄作にしてしまった。」と個人的には思う。最後のあれのせいで全て台無し。ゲームは馬鹿馬鹿しいと言ってるようにしか感じとれなかった。映画監督はドラクエV未プレイだとか...
声優もまた俳優、女優ばっかり。いい加減ちゃんと声優選んだら?
映像、音楽は最高だった!
監督が違えばもっと良い作品になってたのでは?
上げて落とすススタイル…
僕自身、スマブラの勇者参戦を期に今年初めてドラクエに触れたような人(つまり5は未プレイ)なので、他の方々のような思い入れはありません。
それでも、ドラクエの明快で徹底されたファンタジーな世界観は他のRPGと比べても格別であり大好きで、もっと知りたいなと思って今作を観ました。
映画の最後10分くらいまではその映像美、そして王道で胸熱な展開にどっぷりハマって、頭の中では「帰ったら絶対5買おう…!」とか思っていたところにあのシーンが流れた。
まずいきなり画面が止まったものだからかなりびっくりした。(心臓に悪いって…)そうしたら、ラノベぽくってドラクエに似つかないような話し方のキャラクターが現れて、この素敵な世界をドンドン破壊していく!挙げ句には「大人になれ」だなんて言われて、観ているこっちからしても主人公と同じく「放っておいてくれ!!」という感じになり本当に胸が締め付けられた…
アンチウイルス?のおかげで最後にまたもとの素敵な世界を目にかけることが出来たけど、数分前のような没入感はもう無く全部嘘に思えて寂しくなった…
悔しいのが、あのオチが色々と腑に落ちるところ。スラりんがいつも見守っていたことだったり、少年期が駆け足だったのはプレイヤーがすっ飛ばしたからか…とか、「ロボットが出るのはそういう設定だからじゃ!」とかいう軽いメタなネタかなと思っていたシーンとかユアストーリーというタイトルとか…
このショックも、作り手の思うつぼなんだろうなぁ… でもどうせやるなら架空のRPGみたいなものを設定してやってほしかった。
ゲームは現実にも匹敵するくらい良いものなんだ!って伝えたかったんだと思うけど、この映画自体がそのラスボスと一致しちゃってなんだかなぁ。そのメッセージは素敵な映像体験をして、映画館のライトがつく頃に自然と胸に湧き上がってくるものだと思う。
帰ってきてやりかけのドラクエ4やろうかと思ったけど、やる気になれなかった。残念。
否定意見が多くなるのは仕方ないかも・・・(個人的にはアリだけど)
まず、大不評の最後の展開について、個人的には割とアリでした。
私は小学生の時にドラクエVを遊び、30半ばのおっさんになっても代わらず
ドラクエファンなので、ある意味この映画のリュカ(・・・に、なってるおっさん)
ともの凄くシンクロする部分があり、不覚にもちょっと感動してしまったのですが・・・
それはあくまで、私自身の今までの思い出(ドラクエを買ってくれた親のこと、友達と
攻略情報で盛り上がったこと・・・等)が加味された上での話しです。
単純に単体の映画として見ると、あまり褒められたものではないでしょう。
ラストに繋がる伏線らしきものも、有るには有りますが、かなり判り辛く唐突な展開
と言われても仕方ないでしょう。
また全体的にストーリーも詰め込みすぎ(仕方ない部分もあるにせよ)。ドラクエVを
知らない人から見ると判り難く、逆にドラクエVを好きな人からすると端折りすぎな
印象を受けてしまいます。
3部作ぐらいで普通に製作したほうが良かったのではないでしょうか。
超絶展開についていけない
世間でも酷評が多数となっているこの映画だが、個人的にもあまりにひどいと思う。
色々あるが特に酷いと思ったのは以下の2点。
まず、タルに乗ってヘンリーと主人公が逃げる場面。命がけでヨシュアがマリアも入れた3人を助けるのではなく、なんと主人公が自分とヘンリーの顔にウ○コを塗ってタルの中に入り死体のフリをするというメチャクチャな話になっている。タルの中を確認したオークたちがウ○コまみれの2人を見て、「クサい!サッサと流せ!」と言ってタルを流し脱出に成功する。このあとしばらくこのクサいネタを引っ張る。
そして、もう1つはもう散々言い尽くされているがラストの大どんでん返し。実は主人公はドラクエの主人公ではなく、VRとなったドラクエ5で遊んでいるただの男。そいつがミルドラースとは似ても似つかない謎の仮面男に「俺はこのゲームに侵入したコンピュータウィルスだ。この世界は所詮作られたプログラムなのだ。こんなものにのめり込まず大人になれ!現実へ帰れ!」と説教されてしまう。どうやら、ゲームの世界に居られるのか、現実世界へ送還されるかの瀬戸際であるらしい。
観客はこの超絶展開にキョトンとする他ない。何が起こったのかとっさには理解できないままスクリーンを見ていると、これまで共に冒険をしてきたスラリンが突然、おじさんのような声で喋り出し「実は私はアンチウィルスワクチンだ!さあこれを使って奴にトドメを!」と力強く主人公を導くのである。
ウィルスの次はワクチンである。観客はますます意味が理解できないまま、なぜか天空シリーズとは無関係なロトの剣を手にミルドラースには見えないウィルスにトドメを刺す主人公。ここで耐えきれなくなったのか、何人かの観客がおもむろに席を立ち上がり、そのまま劇場を後にした。
さっきまでドラゴンだ、オーブだと言っていた世界観が突然VRだのコンピュータウィルスだのの世界観に変わったのである。常人に理解できる展開ではない。
監督や脚本は客をアッと言わせたかったのだろうが、やっていいことと悪いことの区別は付けるべきである。
主人公はその後もゲームの世界に留まり、そしてエンディングを迎える。
さんざん客を振り回した後のフォローなのか「ゲームであっても1人じゃないんだ。ゲームであっても素晴らしい世界があるんだ」と言ったメッセージ性を含ませたエンディングになっているが時すでに遅しである。
「俺、1人じゃないんだよな」という主人公に対し「当たり前でしょ、みんなここにいるじゃない」と返すビアンカ。普通にミルドラースを倒していれば感動的なセリフになったのに、あの展開後では「でもあなたプログラムなんですよね?」と思うしかない。
いわゆるメタ展開というものをあまりに粗雑に扱ってしまったことが全てを消し去ってしまった作品。音楽もCGもそして色々言われている声優陣も及第点以上の出来なのに(と個人的には思う)、シナリオの独りよがりがそれらの努力を無駄にしている。これはそんな作品だと思った。
クソofクソ
前半は良かった。
多少早足なのは、原作との兼ね合いで仕方ないところ。
結婚イベントも、両者から好意を寄せられてたけどフローラが譲ったというところでなんか納得した部分はあった。
しかし、最後はやってはいけない。
こんなオチにするならドラクエ5でやらんで欲しかった。
オリジナルストーリーでええやないか。
ドラクエがすごく汚された気分
この監督作品はもう見ません
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