「観る価値がある。ここは譲れません。」ドラゴンクエスト ユア・ストーリー 根暗マンさーさんの映画レビュー(感想・評価)
観る価値がある。ここは譲れません。
この映画は人によって捉え方が異なり、感想にバラつきがありますので、俺のレビューは皆さんにとっての映画の面白さを保証するものではありません。あらかじめご了承ください。
ただ、色々ボロカス言われてますが、誰がどう言おうと、この映画は一見の価値があると思います!
【原作DQ5の思い出】
この映画の原点となったDQ5は、コントローラーを兄と奪い合ってセーブの進みを競ったり、兄が別の世界線で異なる嫁をもらうために俺のセーブデータを消して空きをつくったことで殴り合いのケンカになったり、その結果ゲームハードとカセットを親に隠されて兄弟ふたりで泣いて謝ったりと、色々と思い出深い作品です。
あのころの何倍もゲームできる時間が増えたのに、あのころのほうが濃密なゲームライフを過ごしていた気がします。
【映像化への感想】
作品への思い入れも人一倍強く、思い出補正も加わって、映画の「このわざとらしいほどのドラクエ観!」の再現度には感涙の思いがしました。2Dだった世界を現代の技術で3D化すると、ここまで再現できるのか!という驚きと、ハイテク技術の集大成ともいえるような再現なのに、どこか懐かしいゲームの雰囲気を残し、漂わせている点が、心の琴線をビンビン刺激してくれるのです。これは俺の貧弱な語彙力では表し切れません!
徹夜でこの世界をどっぷり冒険したいと思うほど、わくわくするさせてくれる出来でした。
【ボリューム・進行速度への感想】
物語は100分という制限の中ではボリュームがあり、急ぎ足で進んでいきますが、そのスピード感は心地よいものでした。
【二つの客層へのバランス】
原作を多重回数プレイ済みのファンにとっては、幼少期の視点やその他各々が思い入れの深いイベントにももっと時間を割いて欲しかった等の不満が残るかも知れません。しかし、ライトプレイヤーや全く原作をしらない人たちにとっては、これ以上つめこむと情報過多な映画となっていたでしょう。
これは俺たちDQ5ファンだけでなく、幅広い層の人たちに観てもらえるように作られたものです。100分に納めるため、バランスをとったと考えれば仕方のないことです。
俺は多重回数クリア済みのプレイヤーでしたが、見終わってなお、「もっとずっとこの世界に居たい」と思いました。まだ食い足りない、と思わせるあたりは、絶妙なバランス加減だったのではないかと考えています。ライトプレイヤーにとっての意見も聞きたいところですが、俺としては納得できる仕上がりだと思います。
【問題のラスト】
さて、ここからが後世に語り継がれそうな、問題となっているラストシーンについてです。
どのタイプの人もそれなりの打撃をうけるであろう場面が終盤にあります。
ラスボスはミルドラースなのですが、こいつがトチ狂ってしまい、ゲームならではのメタ的要素による暴言を放ちます。これまで積み上げてきたモノはただのセーブしてないデータであり、今まさにノーセーブの状態で電源スイッチに手が伸びる!という唐突な裏切りが待っています。今までの感動は、冒険は、体験は、全部ニセモノだったの?えぇ...、ゼロにしようとおもえば出来ちゃうような、価値のない出来事の積み重ねだったの?と全員が戸惑ったでしょう。これはもちろん原作のDQ5には存在しない展開です。
こんな事実をいきなり映画限定のオリジナル要素としてブチまけられたことに、メンタルが耐えられなかった人たちが、主にこの映画の低評価帯の皆さんです。(もちろん、その他の理由で低評価としてる人もおりますが、圧倒的多数派は上のような人たちです。)
結果としては、リセットは回避されますが、俺たちはゲームのキャラクターだったのか・・・という事実は残ります。
しかし、それでもプレイヤー(俺たち)にとってはゲームもまた人生であり、ここで生き続けていけばいいんだ!という健気でたくましい主人公一行には、いくぶん励まされました。
そうです。俺たちはデータが消えてもまた一から世界を何度でも救いますし、その都度成長します。ゲームを通してだって、人は大人に成長してゆける。そう信じたいと思いながら、爽快なカタルシスを体験して映画館を後にしました。
たしかに、俺のようには捉えられず、ただ呆然としている人も多かったです。映画を楽しめなかったのならドラクエ好きとして残念に思いますし、彼らの悲しみや怒りには同情します。
でも、色々な捉え方があると思います。俺は、誰がなんと言おうと楽しめました。今、この感動を誰かに分かち合いたいと強く思っています。
【感動の共有を阻害する連中め】
感動の共有も、映画のこきおろしも、レビューサイトの醍醐味だと思っています。もちろん、節度は守ったうえで、ですがね。ここは交流もできるし、随筆家を思わせるアジのある言い回しや、関西弁によるギャグ風の投稿など、評価も考え方も方言も違う他人の書く文章は、まさに千差万別、読んでいてとても楽しいです。
ただ、上に書いたとおり、俺はこの映画の感動を分かち合いたい気分で文を進めています。
ここの高評価帯の人たちは、みんなそんなシンプルな考えでレビューを書いてるんだと思います。
そんな気分のところに、同じ評価帯の人が軒並み工作員認定なんてされてるの見たら、誰だって不快に思い、反発すると思います。
俺は高評価帯の肩を持ちます。
荒れる原因となったのは怒りに身を任せて過激派に成り下がった一部の低評価帯です。
...ただ、仲裁する気はないです。
レビューを見て、罵詈雑言にムカっ腹の立ったすべての投稿者に進言したいです。(低評価帯、高評価帯含む。)
場の空気を荒らし始めたのは、明らかに口の悪い一部の過激な低評価帯の投稿者群です。ただし、原因となった投稿者群は、多分もうこのサイトすら見てないような過去の人たちです。
自分の書いたことに責任をとらなくていい世代の文章だと思います。そんな下らない連中の言うコトに、高評価帯の皆さんはイチイチ反応しないことです。どーせ文句言ったって見てもらえない上に、別の過激ではない低評価帯の皆さんまで刺激していますよ。
結果どうなりました?
おたがいに言った言わないの荒らし合いが勃発しています。見ていて不愉快な言葉ばかり使うのは、やはり怒って文字を打つ低評価帯の一部のようですが、彼らとも、もはや分かり合おうとしなくていいと思います。なぜならば彼らは過去の荒らしほど、罵詈雑言や噛みつきをしていないと思えるからです。
お互いに工作だと決めつけて張り合って罵り合ってる様は、ドラクエについて語りたい俺にどれだけガッカリ感を与えたと思いますか?
救いようのない事態に、DQ5ファンとしてとても残念に思います。
いろんな意見があっていいと思いますが、ボチボチ矛を収め、お互いの意見を尊重して作品についてレビューしましょうよ!
だあぁもう説教くさくなりました。オッサンの戯れ言だと思って下さい。駄文失礼しました。
全く同感です。一部に工作のような投稿も見受けられますが、高評価、低評価ともに筋の通った言い分があり、鑑賞者しだいなのかなぁと独り言ちております(ちなみに自分も高評価です)。このサイトに限らず作品を評価する場合は、「レッテル貼りをしない」「他人の感想を否定しない」「実際に鑑賞する」等、最低限のマナーを守ってほしいものです。
何故同一人物だと思っちゃうんでしょうね。
消された?という経緯を知っているのも不思議ですね。
一つ良い事を教えておきますね。
嘘を吐いて擁護すると敵が増えますよ。
あと、また他人を侮辱する暴言吐いてますよ。
規約違反しているのはどなたでしょうね?
なるほど、そういう設定にしたんですね。
まあ貴方は現在もあるみたいな言い方を「何故か」してましたが。
何故でしょうね。お聞きしたいですね。
それにしても、その設定を信じるとしたら、映画を観る随分前から監視されているんですねぇ。
あとこのサイト、通報機能無いですよ
ああ、成る程。自分の意見と反する人は全部荒らしに見えてしまうタイプの方でしたか。
ところで、映画を観てから高評価に変わったみたいに仰ってましたが、なんだか観る前から高評価が決まっていたみたいな言い振りですね?不思議です。
とりあえず、星5を付けている人の暴言・人格攻撃の数と、定評価の人からの暴言・人格攻撃の数を比べてみたら宜しいのではないでしょうか。
真実が見えてくると思いますよ。
そして、言っている側からまたやっちゃってますね、あなた。
自覚を持つ事も大人の条件です。
私はレビューを1から全て目を通していますが、見る限り先に突っかかり出したのは、「低評価をする奴は頭がおかしい」という類の罵倒をレビュー文内で書き出した人達です。
何に対してそこまで憤っているのかは存じませんが、一度冷静になって考えてみるとよろしいでしょう。
あなた自身、お気付きになられていない様ですが、今まさにあなたが罵詈雑言の類を吐き散らかしています。