「採点不能なレベルの低評価なのですが、平均に反映されないので仕方なく...」ドラゴンクエスト ユア・ストーリー さーさーさんの映画レビュー(感想・評価)
採点不能なレベルの低評価なのですが、平均に反映されないので仕方なく...
採点不能なレベルの低評価なのですが、平均に反映されないので仕方なく0.5をつけています。
ゲーム大好きで、その中でもドラクエはシリーズ全てプレイ済み、ずっとずっと楽しんできたゲームでした。 特に5は私の中の宝物のゲームで、何度クリアしたかわかりませんし、いまだにプレイすることがあります。
とても思い入れのある大切なゲームです。
その作品をベースにとうとう映画になる!!と言うことで期待大で鑑賞してきました。
「ネットの評判が悪い」ということはうっすら知ってたのですが、自分の目で確かめないとよくも悪くも評価できないと思っていましたし、評価がどっちであろうともみるつもりだったからです。
映像は頑張って作ってるなあと思いましたが、所々、ドラクエ5のテーマに関わる大切な箇所が端折られてるので、ゲームを好きな方は違和感を感じるでしょう(例:ヘンリーが奴隷生活を経ても性格が変わっていない、ゲレゲレがビアンカのリボンで思い出さず自然と再び仲間になる、主人公は父の意思を継いでその目的を果たすという強い意思を持った人物のお話なのに、「魔物がたくさんいる」という理由だけで冒険に出るのをいやがる、なので父と子の絆を感じられない、息子が主人公に再会しても感激したりしない等)
私も違和感を感じていましたが、それでもまあ、まだ我慢できました。 「監督はドラクエ5のお話知らなかったのかなあ?」と感じていても、まだ我慢できたのです。
映画だし、時間内に収めないといけないしね、と。
でも問題のラスト10分。
散々言われてますが、映画内の時が止まっただけじゃなく、現実の時間も確かに止まりました。
観客全員ドン引きです。
これらは全て虚構だよ、こんなのになに真剣になってるの?
「大人になれ」
このセリフです。
ドラクエ5や、その他数多のゲームをバカにした言葉でした。
そしてこれはゲームだけではない。全ての創作物に当てはまります。
創作者を馬鹿にして、その創作物を楽しむ人々全てを馬鹿にしたセリフです。
もちろん、映画も馬鹿にしてるわけです。
だって創作物ですからね。
山崎監督は、映画を作るお仕事をされてるわけですよね?
この監督は、それを観にきてくれてる観客に、その言葉を言うのでしょうか?
「こんなもの虚構だよ?映画なんかみてないで大人になれ」と。 自分の作品の途中でそれを言うのでしょうか?
こんなこと言われたあとの映画なんて、観るだけ白々しい気持ちになるだけで、何の意義もありません。
申し訳ないですが、このような人格の監督が作った作品を2度とみたくありません。
全ての創作物を否定したのですから。
これが素晴らしいオチだと思ってるなら、山崎監督の感性は異常だと言うしかないです。
この監督にオファーし続けたスクエニの責任者、あなたにも責任はあります。
堀井さんは諸事情があったと思います、だから最後の「ゲームもまたもう一つの現実だよ」という言葉だけは譲れなかったのでしょう(監督を説得し続けていれてもらった言葉だと、パンフレットにありました)
ゲームが大好きだからゲームを作った堀井さんが、この話に納得してるとはとても思えませんから。
映画をみてこんなに腹が立ったのは初めてです。
なぜ大切で大好きなドラクエ5で、監督の自己満をやったのだろうか。
人の思い出や心を傷つけて何が嬉しかったのだろう。
山崎監督を許せません。
これまでの人生で最悪に傷つけられた映画でありますし、この先もこんな映画はないと思います。
この監督はこれ以上創作を続けるべきではないです。
>>さとさん
ご意見ありがとうございます。
私のレビューが少しでもさとさんのお気持ちを代弁できたなら、幸いに思います。
大好きな作品が汚される感じは、とても嫌な気持ちになりますよね。
映画ですし、監督さんのフィルターが入ることは誰しも理解して鑑に行ってると思います。
「ゲームと全く同じなら、映画にする意義が薄れる」というのも理解できますし・・(私個人は全く同じでもよかったのですがw)
それでも「これはしてはいけない」という境界ってあると思います。
これが山崎監督の全くのオリジナルなら何も思わないでしょう。
そういう作品もあるのだな、で、好き嫌いで論じることができると思いますが、「ドラクエ」という、ファンが多大にいる作品ですべきことではないと思います。
あの展開は、「ゲーマーを馬鹿にしてる」と取られても仕方ないです。
「ドラクエ」の看板掲げて映画を上映するとわかっているのですから、鑑にくる層の何割かは必ず「ゲームをしたことがある人」だということはわかってるはずです。
「ゲームをしたことがある層」そして「全く知らない層」「中間層」それら全てに向けた作品なのですから、相当ハードルが高いはずです。
それなのに、監督さんはゲーム未プレイですよね。
落とし込み不足では?と言われても仕方ないと思います。
そんな状態で創作した作品だから、多くの方を不快にし、悲しませたのではないのでしょうか。
拙いレビューを読んでくださり、ありがとうございました。
>>kossyさん
ご意見ありがとうございます、そしておはようございます^^
映画は元々大好きで、かなり鑑てる方だと思います。
ただ感想は人それぞれなので、あまりレビューなどしてなかったのですが・・この映画だけは、本当に悲しく腹が立って、日を経ても気持ちが収まらなかったので、思わずレビューをいたしました。
フォローもありがとうございます。
確かに、ドラクエ5は、かなり昔の作品ですよね。
その作品がいまだにこんなに愛されて、「映画になる」ということで多くの人を集められるってすごいことだなあと思います。
kossyさんの大切な感動ポイントを端折られたお怒りは理解できます。
時間内に収めるために仕方ないんだな、と思えますけど、「そこは外しちゃダメでしょ!!」ってポイントが多かったので・・
ファンを喜ばせるために端折ってはダメ、という意味だけではなく、「ドラクエという作品の肝の部分」が端折られてたように思います。
ラスト唖然とされた気持ちも、とてもわかります。
とにもかくにもびっくりして、思考停止されると思います。
それくらい、唐突すぎました。
充足感を求めて映画に行ったのに、沈んで帰ってきて自宅でそれを埋めないといけないなんて、本当残念ですよね。
この先どんな作品のレビューをするかわかりませんが、こちらこそよろしくお願いいたします。
拙いレビューを読んでくださってありがとうございました。
>>ちーさん
ご意見ありがとうございます。
本当に、ちーさんのおっしゃる通りだと思います。
「商業的に創作する」ということは、必ず「見てくれる人」というのを想定して創作しますよね。
自分の好きなことを好き勝手にするタイプの創作は、個人では許されるのですが、商業的なものでは許されません。
その作品の向こう側の方に、どういう気持ちになっていただきたいか、どんな思いを抱いてもらいたいか、と考えて創作することはとても大切なことだと思います。
そしてそれをしてお金をいただくのが「プロ」だと思います。
山崎監督さんは、今回が初監督ではないですよね。
もうこの道で長く生きてらっしゃる方です。
それなら、ある程度「こういうパターンはこうなる」という予測がつくはずです。
それなのに「あの表現にした」ということは「この映画にくるだろう鑑賞者を馬鹿にしている」と言われても仕方ないかと思います。
一度徹底的に嫌な気持ちにしてから、盛り上げて最後につなげたかったのかもしれませんが、あまりにも表現方法が稚拙ですし、全くうまくいってないと思います。
私もキャラクターや戦闘シーンなどは素晴らしいなーと思いましたし、アルスが剣を抜くシーンは本当にかっこよくて涙が出ました。
だからこそ余計悲しかったし腹立たしかったです。
拙いレビューを読んでくださってありがとうございました。
>>Beareolfさん
ご意見ありがとうございます。
確かに「馬鹿にしている」と感じますよね。
もし監督さんご本人の思惑と違うというなら、それはもうこの作品が失敗以外の何物でもないと思われます。
パンフレットを読んだのですが、堀井さんがラスボスのことで監督さんとかなり話し合ったと書いてありました。「でも彼には彼のラスボスがあって、お話があるし、同じ物語にしてもおもしろくない」ということで、最終的に折れたのだと思います。
最後のセリフだけは堀井さんが譲れないということで、監督が手打ちされたようです。(それぞれのインタビューに書いてありました)
あのセリフなしで本当はどんな最後にするつもりだったのだろう?と余計不思議になりました・・
堀井さんもきっと不本意ではあったのだろうな、と推察いたしました。
拙いレビューを読んでくださって、ありがとうございました。
言いたかったことを全て言ってくれたような、素晴らしいコメントでした。
全てはプレイ出来てませんが、シリーズの中でⅤが一番好きな作品だったので、私も憤りを覚え、眠れない夜を過ごしました。
あなたのコメントに、
ありがとうございます! と伝えたかったので書かせていただきました。
さーさーさん、おはようございます!
丁寧にレビューを書かれているし、
コメント欄にも真摯な対応。
今後も映画を観続けていくんじゃないかと思い、フォローさせていただきました!
この映画に関してもほぼ共感しています。
ただ、ドラクエ5を最後にクリアしたのは10数年前ということもあり、
懐かしさだけを求めて鑑賞したのですが、
重要な泣けるシーンを端折ったことに最も憤りを感じてしまい、
ラスト10分ではショックよりも唖然としてしまっただけに終わりました。
それでも沈んだ心を埋めたいがために優しい映画を観たり、
ギャグ小噺を作ったりして自己満足した次第です・・・
今後もよろしくいお願いいたします♪
あなたが誠意をもって回答されている他のコメントも含め、共感いたしました。 私もラストのあのシーン、やはり監督の表現の仕方が誤っていたのだと思います。事実、主人公の「これも現実だ」のメッセージよりも敵の「大人になれ」のメッセージに多くの方が反応し、傷ついていたのですから。(私も含め…泣) 監督のメッセージは、本当はゲーマーを肯定するもの、という記事も読みました。確かに実際はそうなのかもしれません。でも、やはり伝える側は、それを伝わるように表現する必要がありますし、伝わらなかったら意味がありません。その映画を肯定する方のコメントによくみられますが、「真意を汲み取れなかった受け手のせい」では決してないと思います。 それまでのストーリーや映像、可愛いキャラクターの魅力に、映画に入り込んでいただけに、ドラクエファンとして悲しいラストでした。
そもそもが、ゲームを馬鹿にしていないとあんな不快なセリフを思い付かないです。
その後に否定されてるから大丈夫とかそういうレベルの話では無いですよね。
>> 雅士さん
ご意見ありがとうございます。
私の意見は少数派かもしれませんが、その辺りは個人的には全く問題にしておりません…
それを言い出したら、レビューできなくなっちゃう💦
ここは、自由に感想や意見を言い合える場所だと思っております。
雅士さんは監督さんが好きなのですね。
好きな方が私のレビューを読まれると不快に感じると思います、不快な思いをさせたことは謝ります、でも、これが私の感想です。
監督さんを好きな方もいれば嫌いな方もいる、ということです。
他人の気持ちがわかりますか?と、書かれてますが、理解する努力はしております。
これからもしていくつもりです。
逆に、雅士さんは、私の気持ちがわかりますか?
悲しくて腹が立った気持ち。
大切なものを壊されたり、傷つけられた気持ちを。
その辺りお互い様で、理解し合う努力って大切だと思っております。
拙いレビューを読んでくださって、ありがとうございました。
>>Ray gunさん 続き
映画の感想と同じで、Ray gunさんのレビューを拝見した私の感想と意見を書かせてもらっただけです。
普通がこうとかどうとか、それはないです。
言いくるめて潰してやろうとか、少数派だから云々とか、本当全然ないw
誤解させたなら謝ります、すみませんでした、その辺り、理解していただくとありがたいです。
「広い視野を持て」との事ですが、その件に関してはさらに勉強していこうと思っております。ありがとうございます。
でも、現時点での私の感想や気持ちは、ああいう形になります。
監督の言葉まんまを受け取って腹たってるわけではないんです。
そんなこと言われても今更…?ですし。
大人になってね、と言われたから腹たつわけではなく、「創作なんて虚構で意味のないものだよ」という監督の悪意に腹を立ててるのです。
あの場面、何か必要あったのかなあ??
「あなたのお話」という物語を作るにあたって、ああいうセリフや表現って、どうなの? Ray gunさんは、そこに愛を感じましたか? 私は感じませんでした。
愛があれば、ドラクエみたいに、多くの人の心を感動させるのではないかな?と思います。 私は思い切り腹が立ったし、傷つきました。
拙いレビュー読んでいただきまして、ありがとうございました。
>>Ray gunさん
ご意見ありがとうございます。 長くなりますので、分けて書かせていただきます。
私はみんなと同じだからそれが普通とか、それが正しいとか、一言も書いておりません…w
そんな気持ち微塵もないです。
「否定的意見が多いのは同じように感じてる人が多いからでは」という事実を述べています。
数が多いからあなたの意見は違うとか間違えてるとか、そんな気持ち全くないです。
感想は100人いたら100人違います。 全く同じものはひとつとしてないはずです。 似た感想を持ったとしても、100ぱーせんと同じ感想、ってのはないはずです。 そんなことは大人ですし、一応創作に関わる仕事に携わっておりまして、その辺りも理解しております。 Ray gunさんの感想も、個人のもので否定してるわけではありません。 作品は発表したら、感想は受取手に全て委ねられる、それが創作の基本ですから。 (それと、自分と違うご意見をいただいたからと言って、削除したりしませーんwご自由にご意見されてください、そのためのコメント欄だと思います)
コメントを見させてもらいましたが、みんなあなたみたいに思ってる人わ数少ないと思います、消される覚悟でコメントさせてもらいますが言い過ぎるとおもいます、貴方がいう自分の考えだけの映画が作れるならわかりますが。
私は映画を見てそんなことを思ったことはありません、自分もドラクエをやっていますが映画を作った人はドラクエをやったことがない人にもわかるように作ってるんです、
貴方は他の人の気持ちがわかりますか?
みんなに知ってもらえるように作った監督を馬鹿にしてほしくないです
自分誤字ってる事が多いし馬鹿なので読みにくかったらすみません
>>ダークマター機関さん
こちらこそ、ご意見ありがとうございます。 批判や批評をするなら、最後まで見てからだと思っております。 拙いレビューへのご意見ありがとうございました。
自分のレビューがあったので、私もコメントさせてもらいますね。
あえて削除覚悟の上で書きます。
他の方の書き込みのように貴方のドラクエ愛は分かりました。
そして貴方が周りと同じ考えなんだと強調するのも分かりました。
ですがね、世の中多数を占めるから、それが普通って考えでもないんですよ?
普通に生活してる方は、それだけで幸せな生活を送っているんです。
もっと視野を広げてください。
貴方は第一印象で人の良し悪しを決めるのですか?
貴方は恋人に馬鹿と言われれば、それを間に受けるのですか?
それが普通だと言うのであれば、今の日本人は皆心が狭くなり過ぎです。
もっと誰かを思う心を、その人の本心を読む心を育てるべきです。
何度もコメントしてごめんね。
疑って悪かった。コメント返しから、きみがものすごくドラクエを愛してることがよく分かったよ。
作品を全部観ておきながら「(監督は)全ての創作物を否定したのですから。」と言い切る人って、あのシーンで思考停止して後の展開を全く頭にいれてないものと疑ってしまった。技法が稚拙に感じるからこそ、敵ボスの言うことこそが映画に込められたメッセージだと解釈したという意見は、とても勉強になった。ありがとう。
みましたよ。エンディングもスタッフロールも全て。
3のエンディング曲使ってたので音楽にのみ感動しましたけど。
一番好きな音楽なので。
「ゲームもまたもう一つの現実だ」って主人公言ってましたね。
でも監督が一番押し出したかったことがそこなら、あの表現方法で伝わると思います?
実際私のような感想多々ですよね??
これは監督の表現方法が稚拙だからではありませんか?
私だけが歪んでとってるなら、この映画もっと好評価だと思いますよ。
これ毎回思うんだけどさ、敵キャラのセリフを真に受けすぎじゃない?敵のオリジナルのセリフこそ映画に込められたメッセージだ!とか思っちゃうの、すごい発想だよね。ホントに最後まで観た?