「ユアストーリーの本当の意味」ドラゴンクエスト ユア・ストーリー CP_hareruyaさんの映画レビュー(感想・評価)
ユアストーリーの本当の意味
この映画は、観るつもりが全くなく子どもと行ったんですが、あの終わり方は非常に馬鹿にされたと思う。
たしかに、いい歳した酒も飲む大人がゲームやってるなんておかしいって思う人もいる。
でも、ゲームやってる人からは仕事のことだけで生きてて楽しいの?って言わないし、やれよと強制もしない。
だけど、これはそんなゲームが好きで楽しんでる大人も子どもも観るってわかってて、最後の最後にそれをここで聞かされるの?しかも、虚構なんだといちいち技術的に説明されてしまう。
子ども連れて行って観たので、子どもが最後に「大人は、つまらない」と言われて「楽しみというのは人それぞれあって、スポーツやゲームもいいんだよ」とフォローしないといけなかったのは残念。
映画観て中途半端かつ楽しい気持ちにもならない映画も久しぶりだった。
ソフト販売側のスクエニが付いていながら、全てゲームを否定する脚本は、任天堂なら絶対やらないと思う。
タイトルの意味を何も知らないで観に行くと、ドラクエの世界をVに沿って冒険と最後に達成感を感じる演出が見られると期待していく。
しかし、最後の最後で「すべては作り物、ただのデータさ」、「いい加減大人になれよ」と言われて、子どもの頃に親から言われてた古傷をえぐられるような気持ちになった。
サブタイトルのユアストーリーの意味は、過去のゲームに夢中になってたのを注意されたのを思い出して、ユアストーリーと説くものであると思う。
FF光のお父さんとは真逆で、制作サイドにゲーム自体への愛というか想いが全く感じられず、この終わり方は1時間35分くらいと予告編の時間をスポイルするもの。
No more映画泥棒は、今日もキレッキレの動きだったと感想とさせていただきます。