劇場公開日 2019年4月27日

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「丸の内リーマンがJazzマン」ビル・エヴァンス タイム・リメンバード naokiさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0丸の内リーマンがJazzマン

2024年12月21日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

以前eテレでクラシック番組(若いピアニストが司会)で、なぜかジャズ界の巨人ビル・エヴァンスの特集がありました。
なんでも彼はクラシック音楽からの素養があり、10代の頃にジャズに魅せられプロを目指しました。その頃に活動していたジャズミュージジャンが、ぶっ飛ぶようなビッグネームばかり!国営放送(しかも教育放送)なので彼の音楽性にのみ焦点をあて絶賛されてました。
私はとても感銘を受け彼の事をよく知りたいと思い、この映画を鑑賞しました。
ティーンエイジの頃は恵まれた家族に才能順風満帆のはずが・・・だんだんとスター街道を登りつめるや滅茶ブラックやな〜
教育放送では彼の私生活は、そらカットだわな。この映画で覚えた英語は「ニードフル」・・・そういえばアル・パチーノのデビュー映画の原題もそんな題名だったような。
まぁドキュメンタリー映画としては素晴らしい出来だと思います。美談にもしていないし、
訳の分からないモンタージュもなく、
関係者のインタビューや当時の出来事から淡々と彼の人間性を掘り下げております。
なんか「イブ・サンローラン」に主演してた
俳優さんを使って実写映画化されそう〜
過去にブルース・リーの自伝映画があったのですが(題名忘れた・・・)あろう事か、
リー役に「燃えよデブゴン」のような役者を使った暴挙は二度と繰り返してはいけません。

naoki