映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコのレビュー・感想・評価
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意外と感動物語
すみっこぐらしの劇場版。キャラクターの映画って正直気乗りしなかった。
おじさんにしたら、すみっこぐらしの世界観にまず慣れるところから始まる。動物だけでじゃなくて、トンカツやエビフライ、タピオカなんかもいるところが妙なところ。そんな彼らが絵本の中に入り込んでしまうというお話。
キャラクターが誰も声を発しないでナレーターが説明していくのは妙な感じ。でも、世界観を崩さないためにはこっちの方がいいのかも。
そしてお話。意外と冷静に観ていたが、最後は意外といい話で驚いた。いや、別に泣いたりはしなかったが、若干感動したことも事実。子どもが観たら感動してくれるんじゃないか。そういう意味で正しい子ども向けアニメだ。
ただ、個人的には公開時に劇場で観なくてよかったとは思う。
ミスマッチ
「解放感」と「寂しさ」と「すみっコ」と。
これまで羨ましかった「友達いっぱいの人気者」も、きょうび外出自粛となりゃあ家でひとりぼっちなわけで。
まぁ、ぶっちゃけ「ザマァ!」というか、「ひとり自営業になった頃にオレが持て余した寂しさを、ついに皆も味わう時が来たのだ!わはははは!!」って、思わなくもないよね。
でも、それでもやっぱ人気者たちは、巣ごもりしながらでも「オンライン飲み会」やら、「ツイートのバトン」やら、速攻でつながっていくもんなんだね・・・。
「ZOOM」とかいうオンライン会議アプリ。これは今後必須のインフラになるんだろうなって、早速ダウンロードしては設定なんかいじったりしてみるけれど、その途中にふと、「あ、でもオレ、オンライン飲み会とかする相手いないや。」って気がついちゃったりもして。
このコロナ禍は、安全とか経済だけでなく、「コミュニケーションの在り方」も変えていくのかなと思う。
学校や職場やサークルで、「顔を合わせれば仲良く話す相手」はいる。でもそれが、お互い巣ごもりした後に、「ZOOMやSNSを駆使してまで話す用事がある相手」か?って言ったらそうでもない間柄。今まで意識しなかったスキマによって離れていく人間関係が、誰しもきっと、多かれ少なかれあるんだろうな。
その「解放感」と「寂しさ」を比較して、「寂しさ」の方が大きい人を、ある意味“すみっコ”と言っていいと思う。だって「解放感」の方の人は、“自分の世界の真ん中っコ”だもんね。
この『映画すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』は、“ツルんでるすみっコたち”が、“ガチぼっちのすみっコ”に出会うお話。
チームすみっコは、ぼっちすみっコの仲間を探すべく、絵本の世界を奔走するんだけど、なかなか仲間は見つからない。
ぼっちすみっコは、いったいナニモノで、どうしてぼっちなのか?
ぼっちすみっコは、チームすみっコの仲間にはなれないのか?
そもそもぼっちすみっコは、ほんとうにぼっちなのか?
いろいろ考えさせられるところもある映画。
前評判がやたらと良かったので、ハードル上げすぎには要注意だけれど、
なんか最近心がササクレてんなって人には、良いデトックスになるかもしれないです。
この映画を観るあなたは、すみっコですか?真ん中っコですか?
かわいかった
こりゃ 泣くわ
温かいラストシーンに胸熱。
よ、よかった…。
昨年何度か高評価なコメントを見かけたので、動画配信サービスにて視聴。
何の予備知識もなく見たので、まずもってすみっコたちの設定にびっくり。笑
白くま、ねこ、トカゲ(実は恐竜)になめくじ、雑草、ほこりにとんかつの端っこ、エビフライのしっぽにタピオカ、そしてオバケなどが共生している世界…!!
しかも彼らの共通項はすみっこが好きという設定。
そしてほんわか優しい世界かと思いきや、いきなりすみっコメンバーのひとり(?)が喫茶店で仲間のなめくじに塩をかけようとしたり、可愛いだけじゃなく自虐やブラックユーモアも交えてくるあたりシュールで面白い。笑
あらすじはすみっコたちが絵本の中に迷い込んで、様々な世界の童話を追体験しながら、本の中で出会ったひとりぼっちのひよこのおうち(居場所)を探す、というもの。
ラストは正直泣いた…!
言葉をあまり発しなくても、作画面で表情が変わらなくてもすみっコやひよこたちの気持ちが痛いほど伝わってきて、そしてひよこやすみっコたちのつぶらな瞳、そこからこぼれ落ちる涙にこっちも思わず涙せずにはいられなかった。
加えて、この1時間ちょっとの作品の中でちゃんと積み上げたひよことすみっコたちの絆、絵本に出てくる動物たちとの絆がとても感じられる温かいラストがとても胸熱だった。
ゆるく可愛いキャラクターものとしてストーリーはさほど期待してなかったのもあるんだけど、思いがけず良かったぞ…。
おっさんが泣けると言うアニメを観てみた✨
可愛い癒しキャラが出てくるアニメ。
壁のすみっコが好きなキャラや食べ物としてのすみっコ的役割キャラなど色々なすみっコキャラが沢山です。
終始ほのぼの。
物語はと言うと、、コーヒー喫茶に来たお客さん達が店員がいない間に地下室に行き、不思議なとびだす絵本「世界のおはなし」を見つけ絵本の中に吸い込まれてしまう話。
吸い込まれると絵本の中の住人になってしまうらしい。
絵本の中では「桃太郎」「マッチ売りの少女」「人魚姫」「赤ずきん」「アラジンと魔法のランプ」「みにくいアヒルの子」を改編した内容が。
いくらほのぼのでも「話が繋がってないなぁ」と思う所あり。自分探し=まいご?よく分からないww
また、色々に作品が交互展開するものだから、少しは落ち着いた展開にして貰いたかった感はある。
小さな子供が「このキャラ可愛い💕」と言って観る映画です。ストーリーどうのこうのよりも。
大人が泣く理由は「ぼっち」「日の目を見ない」「1人じゃない」「仲間意識」かしら。世知辛い世の中だからって意味合いも込めて泣くのは判るんだけどね。癒し系アニメだし。
おっさんは泣く事は無かったです。
誰にだって居場所はある
ダムのように号泣しました。
『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』鑑賞。
*声の出演*
井ノ原快彦
本上まなみ
*感想*
「すみっコぐらし」は元々知ってますが、キャラクターの名前は知りません。知らない方でも最初にすみっコ達の紹介がされるので大丈夫です!
ネットで評価が高かったのでAmazonプライムで見ましたが、めちゃめちゃ泣けました。ダムのように号泣しました!
アニメでこんなに泣けるのは、クレヨンしんちゃんのオトナ帝国以来ですよ!
すみっコ達が喫茶店の地下に眠っていた不思議な絵本を発見し、吸い込まれて、すみっコ達が絵本の中で大冒険を繰り広げるストーリー!
すみっコたちが可愛いし、癒されるし、優しいし、ほっこりしますし、最後は号泣!!
エンドロールも泣けます!
スコアは甘くして星5つにしました!!
これは間違いなく傑作!!\(^o^)/
かわいいけどね
不思議な映画
Amazon Primeに入ったと聞いて!
観ましたよ!!
映画『すみっコぐらし』!!
前評判が高すぎてある程度タカを括っていた&前半の流れからさほど期待していなかったのですが.......なるほどぉぉぉ🤦♀️🤦♀️🤦♀️
ぶっちゃけ流れは物語的に目新しい展開ではないながら、とにかく切なくて優しい気持ちになれてしまうので一見の価値あり✨←EDが原田知世さんなのもズルい~~~😂😂😂
ちなみに私はニブチンなので、ひよこの友だちがちゃんとモチーフになっていることにED映像でようやく気がつき.......トカゲの飛びつきでグッときた人🙋♀️ハイ(観た人だけ分かって~~)
しかし、この映画で突然「すみっコぐらし」に詳しくなってしまったwww
今ならAmazon Primeで観られるので、是非🥰
恐ろしい程にかわいいィィイ!
子供に見せるには感動できるいい映画!
みんな優しくなあれ!の魔法
いい年をしたオジサンたちが脇目も振らず、上映中に大号泣していると聞いたので、
好奇心で行ってきました。
無礼なやつですみません…。
さて、本当に平日の午後だと言うのに一人で鑑賞にきている60歳前後の紳士の多いこと!!!
おいおい、マジか…。
内容はほのぼのーとした、誰も悪人が出てこない子供向けなんだけど、
こういうのって音楽もテンポも優しいし、
なによりナレーションのイノッチの声がぴったりハマっているので、
ずーーーーっと一日中でも観ていられる。
しかしそれのどこで大号泣に繋がるのか、
私にはヒットしなかったけれども、
きっと…、みんなお疲れなんだね。
こういうの観て癒されてね。
そんな優しい気分にさせられたので、やっぱり私もハメられた一人なのだろうwww
うーん、すごく良い話だけど……ぶっちゃけ普通じゃないか?ってのが正...
何者でもない我々のアバター、すみっコたちがアドリブで乗り切る冒険譚が眩しい
しろくま、ぺんぎん、とんかつ、えびふらいのしっぽ、ねこ、とかげ他、個性溢れるすみっコたちが行きつけの喫茶店、喫茶すみっコでランチを注文したところ地下から異音が。そこには1冊の古い飛び出す絵本があり、すみっコたちは絵本の世界に吸い込まれてしまう。
正直このキャラクター達のことをビタ一文知らない私みたいな穀潰しにも解るように丁寧に世界観を説明してくれる配慮がまず嬉しい。そして桃太郎、マッチ売りの少女、アラビアンナイト他のベタなおとぎ話の世界を個性の際立ったアドリブで乗り切るすみっコ達が猛烈にキュート。そんな冒険の中での体験する葛藤、出会いと別れ、そしてすみっコたちが届けるささやかな優しい心遣いにさめざめと泣きました。これだけの濃厚なドラマをほぼ一切のセリフを排除しながらたかだか70分ほどの尺で表現し切った製作陣の力量に頭が上がりません。2時間をモノローグで埋め尽くしても何にも語れない『翔んで埼玉』他の大ヒット邦画に混じって口下手極まりない本作が昨年クリーンヒットを放ったということは実に素晴らしい、完全無欠の傑作です。
これからの邦画を牽引していくのはこういう慎ましいのに野心的な作品を世に送り出したクリエイター達であって欲しいし、そんな今まで観たことない映画を観ることを生き甲斐としている私は身銭を切って応援していきたいと思います。
ちなみに原田知世が歌う主題歌『冬のこもりうた』もメチャクチャいいです。作曲はラテンポップスの第一人者、伊藤ゴローさん。ウィキを引いてみたんですけど、私伊藤さんのことを全く知らずにMoose Hillとかリメイク版『時をかける少女』のサントラとかを買っていたことに愕然としました。
たまにはこういうのも
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