「視線の先の世界」窮鼠はチーズの夢を見る Chiharuさんの映画レビュー(感想・評価)
視線の先の世界
目が語る、少ない言葉が突き刺さる。
なんとも言えなく溢れ出す感情、こんなにも繊細に描かれてしまったら、心に響かない訳もなく夢中になって2人の行く末を追ってしまった。
言葉では拒んでるのに抵抗しない恭一に思わず笑って、仔犬の様にどこまでも従順な今ヶ瀬に切なくなる。
引きちぎられる様な思いに、忘れていた艶やかな夜の静けさと美しさを堪能した。
苦しさを恐れずに気持ちに素直になるのも、たまに良いかもしれない。
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